Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

自家消費?

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本日は、ランニング。その後は、いそいそと買い出しも含めて 所用をこなして。少し大きなお支払いも済ませたので、決算前ですが 税理士さんには面倒なことが増えたかとも思われます。まあ、今しか出来ない?かもしれないことも有りますので。

で 3連休とは言いますが・・・・・・

最終日の祝日は、祇園街の街並みも流石に お店はお休みの店舗も増えますが まあ ほとんどは海外の観光の方々ばかりで。まあ、9月いっぱいは まだまだ暑くて 汗だくのご様子ですが 10月はほんの少しは穏やかになるかなあ?

微妙な話題ですが、出勤時の道端に害獣の死骸が。有る飲食店さんの前でしたので 気が付かれたら駆除されるでしょうが グレーの色調で まあ これは溝のほうですね。流石に 若干のサイズ感が大ぶりですので これも中々の問題ですが 先日も京都の有名店のラーメン屋さんでのトラブルも話題になっておりましたが まあ ラーメン屋さんは かなり大変だろうなあ?正直、何処までも戦いは続くので 安心感をお金で買うしかないのも事実だと思われる。正に鼬ごっこなのですが、専門の業者さんとの契約の上で 更にハイテクを駆使しながらの まあ 困ったことですが 経費は発生してしまいます。事実、気付いておられないだけの場合も無い訳ではないのでねえ。嫌な話ですが。

どうもなあ、自家消費の方が多いような気もするのですが 気持ち良く楽しく 美味なワインや シャンパーニュで酔いますと 紫煙が欲しくなるものです。ワインバーとしては、香りに疎外感が有る!とおっしゃられる方も 存在は理解はしております。なので、可能な限り 当然ですが我慢や シーンの応じてのご対応も求めさせていただく場合も。ですが、とは言え 嗜好品の部類で これもまた 今でこそですが 嘗ては避けては通れない時代もありましたのですが・・・・・。まま、とは言え時代にも抗えないのですが お好きな方には是非ともの。

今回は、完全に定番と言いますか まあ 安心の大手ブランドの。

キリストの山は、4番と プティ・エドモンを。ロメオ・ジュリエタは、こちらも4番と ショート・チャーチルで。そして、パルタガスの セリエDの4番と どちらも 比較的マイルドな 落ち着いた味わいのものが多いような。とは言え、適度な太さと 丁度良き長さとも思われますので 熟成した 滑らかなシャンパーニュや 甘美な貴腐ワインなんかも 〆に飲みたいなあ?と言った衝動が抑えがたい季節が 目前ですよ!

Sommelier R.Imamura

98アッボカート

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本日は、筋トレ。岸部露伴なあ、流石に映画にするだけあって 良く出来ていた。まあ、ヴェニスの風景も そらあ いいわなあ。灰汁は強いですが、軽い気持ちでも観れるところも楽しい娯楽のひとつかと。水の都がねえ、たった1度しか 伺ったことはないですが 当たり前に美しい島で 可能であれば もう1度出来ればなあ?とは言えなあ ソムリエとしては 毎年のように ワイナリーを含めてワインの生産地に 勉強に行かなければいけないのでしょうが もうねえ 少しですが 年をとってしまいました。まだまだ若いでしょう?とは言われるでしょうが、小さなお店の個人事業主になりますと 経済的にも 体力的にも タフでなければ 研修と称した 旅行は難しいだろうなあ?また、時代も変わってしまったので 若いソムリエさんがたも 中々大変だろうなあ?

で これも またオリヴィエート

・Orivieto Classico Abbocato Casasole’98 Antinori

経費にはなりますが、保険料の値上げの通知が 中々の醜さかと。まあ、5年前には 非常に助けていただけた記憶もありますので 変わらず契約は続けていくつもりですが まあ 小さなビジネスでも なんか色々な保険の契約がありすぎて、正直税理士さんしか理解出来ていないような?今回の値上げ分も 実際にはほぼほぼ 僕には還元されない契約分でしょうから まあ 税理士さんが僕の家族に しっかりと伝えてくれないとねえ?です。そう言った意味でも 少し長いお付き合いになりましたが 担当の税理士さんとのご縁は切ることは難しいことになります。

これが まま思い出でも有る オリヴィエート。まあ、使い勝手が良かったと言いますか。生産者が、非常に大きな人気のアンティノリなので 先ず間違えがないのと そうねえ アッボカートと言う表記が まあ 一般的な オリヴィエートとは異なるスタイルで 若干の薄甘口と言いますか 少し蜂蜜のニュアンスも孕みながらの そうですねえ 価格も含めて やや 若い女性陣にもお勧めしやすい白ワインになりますかねえ。この熟成したヴィンテージ’98となると ややスタイルも変化しているかとは思いますが 懐かしい沢山の抜栓に淡い記憶もございます。今となっては 中々この手のカジュアルな銘柄を扱わせていただく機会も減っているとは思いますが、レストランのワインとして 幅広い顧客層に響くワインをリストに並べる為には この手の銘柄は おそらく現状でも重宝されているソムリエさん方はおられるかと思われます。

それもまた現実のワインの世界かと。

Sommelier R.Imamura

97オリヴィエート

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本日は、ランニング。お天気が、まるで まだまだ夏のような 不安定な様子で ジョギングシューズを履いて扉を開けると 激しい雨脚に シューズを脱ぐことに。

ほんの少しのインターバルですが、直ぐに 再度穿いて何時も通りの60分で。その後の 愛犬のお散歩も 後半に激しく降り始めて 急ぎ足で。まま、ほんの少しづつ 秋が?と言うか いっきに冬が訪れそうな予感もですが。

で 連休前ですがねえ・・・・・

・Orivieto Classico Superiore’97 Salviano

何時もながらですが、大手カード会社の電話対応は 本当に素晴らしい。個人的には、年会費をけちって 最下層の色に変更したばかりですが、まあ 30年のお付き合いと どうなんだろう ご利用金額にもよるのかも?しれませんが 本当に社員教育と言いますか。まあ、最近は 其処まで酷い対応を受けることも無いですが 逆に 僕自身も いらいらすることも無いと言いますか そう言った場所には近づかないしなあ?例えば 万博とかは 無理だろうなあ?まあ、刺激を求めると そう言ったところにも出向くべきでしょうが 僕には無理だろうなあ・・・・・。

確かに どうなんだろう?後輩のソムリエくんからは オリヴィエート?’97?なんでこんなワインを?くらいの疑問を投げかけられた 銘柄ですが トレッビアーノの 幾分カジュアルな白ワインの ひとつではありますが そうねえ 一般的にはカジュアルに 早飲みのイタリアではありますが。

久しく食すことが国内では難しい プロシュートと くいくいと呑み込むような お料理との相性も抜群な ワインなのも印象的ですが これを’97なので 約30年の時を経て 意外に綺麗に熟れてきてくれているのでは?まあ、シャルドネ や リースリング や ヴィオニエのような濃密な果実味ではないものの 興味深い琥珀色の液体で あればなあ?です。

後はねえ、まま 生産者は異なりますが 懐かしい記憶もこの オリヴィエートには個人的には。少しづつ 年を取りますと そんな思いも含めてワインをセレクトして また飲み込んでいる場合も有るのは事実なのですよ!これは また キャリアや経験値で また異なり そこがまたワインへの向き合い方が異なる 面白いところですかと。

Sommelier R.Imamura

やはり 飲み過ぎ

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本日は、筋トレ。でしたが、帰宅が8時前だったので 若干しんどさは 当然ながら。

まま、一応 ルーティーンはこなしたものの 愛犬のお散歩は直前の雨に 今日はお休みで。明日は連れて行ってあげるからね~

で お返しになりますかね

・G.H.Mumm Cordon Rouge Cuvee Privilege Brut

・Chateau Meyney’89 St Julien

・Moet & Chandon Brut Imperial

・Barolo’92 Bersano

・Picolit Reserva Colli Orientali dei Friuli’98

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ひととおり税理士さんに ネットを介しての資料を開示してから まあ 当然ながら今期は順調な数字なのですが とはいえ 夏場のブレーキは悩ましい・・・・・。

深夜からのお電話で、以前の借りをお返しすべくの機会になりました。

まあ、ばったりと祇園街の片隅で目が合ってしまうと 致し方ないのですが まま 楽しい料理人さんなので。

マムの2000年代の コルドン・ルージュ、これも綺麗に纏まってるなあ。ここまでの熟成である意味十分なんですが と言うことは NVでも20年か。勿論段階を経ていくと またやめられなくなってしまう・・・・。

久々のボルドーの 飲み頃を。’89のメイネイは、サンジュリアンのしなやかさを正に体現の素晴らしい熟成を。そう こう言った機会を 想定してのラベル破損のセールではありますが 漢飲みだと何ら問題は無く。ブルジョワも明確な選択の基準さえあれば 格付けシャトーを凌駕する。

そして、後輩のソムリエくんが 合流で 手持ちはハーフのモエの オールドを。何でハーフやねん!と 避難を浴びてましたが これもまた 素晴らしく。ただ、一瞬すぎて 葉巻のパワーに負けてしまった感も。

引き続きの バローロの’92。これも綺麗な 菫が開いていたなあ。流石のイタリアの最優良なアペラシオンだけあり 生産者の度量も有りますが 待ってあげた甲斐が有ったと言うもの。これもまた ラベル破損のセールですが このくらいは何の問題も。

〆は ピコリット。リヴィオ・フェルーガの 希少なデザートワインですが、まあ 葉巻を2本も吸いますと・・・・・。ピュアな極甘口で、濃密な蜂蜜感がたっぷりですが よく仕上がっている。毎度毎度のイケムとはいかないので、このくらいのハーフで 少しだけ堪能したい!これもまた 理解が可能な範囲の極上かと。

しかしなあ、ワンオペ 飲食店主の3人が ああだこうだと。とはいえ、’93’87’73と世代間は間はありますが なんとまあ ’93の はねっかえりが激しくて。’87が随分攻められていましたが まま 確かに彼も既に8年の個人事業主だからなあ。まあ、数字は様々ですが これもまたご縁でも有りますので。

Sommelier R.Imamura

確か'13ヴィンテージ

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本日は、ランニング。造園屋さんの、雑草の伐採は多岐に渡ります。今日は1度終わった鴨川沿いの 雑草も 今度は川岸の辺りまで。そして、既に1度伐採が終わったエリアも既に少しづつ 伸びており キリがない様子です。また、他の造園屋さんは 我が家の琵琶湖の疎水沿いの雑草の処理に。そうだなあ、疎水事務所の管轄ですが 各家庭で 疎水沿いの方々は任意ながらも 通行料のようなものをお支払いしております。これをなあ、免除してくれたら 自宅の前くらいは 綺麗に当然ながら するのですが。

で そんな季節です

もう何期目なのかも はっきりとは?ですが、法人化させていただいて 16期目か?17かな?取りあえず 10月で決算になります。まあ、何れにしても 税理士さんに ある程度は丸投げになるのですが まあ 向き不向きと言うのが これほどはっきりとするのは まま 国家資格だからなあ?可能な限りは、しっかりとしたいのですが まま もうほぼほぼ キャッシュレスなので 詳細も残りますので その資料をお渡しする限りかと。

とは言え、1年間の膨大な領収書に 請求書 溜息なのですが 僕自身のものなので まだ 僕は整理も出来ますが 税理士さんって いわば他人のお買い物の領収書を ひとつひとつ重ねていく作業や 数字の管理って リスペクトしかないのですが。

と言うことで これから やや耳が痛い作業をこなす まま 年に1度のことではありますが・・・・・・・。

我が家の愛犬は 確かヴィンテージ’13かな?12歳ですが、すこぶる元気なお祖母ちゃんです。

Sommelier R.Imamura

92バローロ

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本日は、筋トレ。の前に 少しだけ早起き出来たので BSにチャンネルを。8時からでは無かったのか?9:30で 前半の15分くらいだったので 実際には9時キックオフだったのかと?とは言えなあ、と言うことは 来年のワールドカップは 午前中になるのかなあ?最も過酷な 時間帯になってしまうなあ・・・・・・。

まあ、今日の練習試合は 難しい内容でしたが どうなんだろう?やはり レギュラーメンバーと サブメンバーの差は大きいのかもしれない。

で なんともなあ・・・・・

・Barolo’92 Bersano

大阪の強盗事件の映像で、笑ってはいけないのですが やはりなあ きゃ~って言ってしまうんだなあ?まあ、あの仮面を付けた不審者がいきなり 事務所に来て お金出せ!って 言われると その言葉しか出てこないだろうなあ?物騒な世の中だ、セキュリティも併せて強化しないと 女性ひとりで 〆の作業は危ないかと。

本日もお昼間のワイン商からのオファーで 今回は狙い目のシャンパーニュの出物が無かったなあ?まあ、そんなに沢山有れば わざわざ 僕も 仕入れに必死になる必要も無いのですが ねえ。可能な限り 今回は抑えてしましたい!それくらい 来月以降も インデントの厳つい高級銘醸ワインが届けられます。まま、それ以上に 色々な問題も抱えておりますので 自粛もしたいのですが とは言え そうねえ 今回も珍しいブルゴーニュのオファーが有りました。まま、届いてからでなのですが そうですねえ どうしても 熟成したボトルが中心なので 新しい生産者のボトルは未経験のものがございます。彼らはネゴシアンになりますが まあ 音楽家のような名なので まあ ピンと来られる方も?でしょうが そろそろ 僕も 一応ワインのプロですので テイスティングの機会も欲してもおりましたので。とは言え、やや 高額な生産者で しかも グラン・クリュなんだよなあ・・・・・。贅沢な機会に。

ヴィンテージ’92のバローロ、ベルサーノは これまた最上な生産者とは言い難いものの 優良な良き生産者と言うイメージです。ここなんですよねえ まあ そらあ このイタリアの最上の畑には伝統的な極上の生産者が 僅かながら存在するのは 僕も勿論存じておりますが どちらを選択するかと言うと 生産者の素晴らしさよりも 個人的には飲み頃のものか 否か?其処の方が大切な気がします。だって 最上の生産者の バローロは現行でも と言うか中々手に入りませんが ジャコモ・コンテルノなんでしょうが まあ ネットでも 数十万だからなあ。ガヤだって 最近は 嘗ての価格からは想像出来ないし。しかも 若いヴィンテージばかりで 飲み頃だと桁が変わる場合も。なので 現実的な ものも選択肢でも必要でしょうかと。勿論、最上の生産者のボトルに触れる機会もまた 大切なチャンスでもありますが。

しなやかな 菫の香りが堪能できる ’92のベルサーノかと!

Sommelier R.Imamura

85ローヌ ブラン

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本日は、ランニング。そして、自宅を出ると 危惧していた事態が発生していた。なるほどねえ?でしたが 琵琶湖の疎水に掛かる 小さな橋の欄干に上水のパイプがあるのですが どうも こちらが数日前から ちょろちょろと。連絡しようかと?考えてもいたのですが 何処にすれば良いのかも解らず そのままにしていたのですが 今日は盛大に噴き出しておりました。既に水道局からの方が来られていて 僕のランニングの45分ほどの間に 施工は終わっており ままジョイント部分の交換だけで済んだようですが 次は菅自体がきちゃうのでは?ですが インフラがねえ。覇権争いばかりをしてる場合じゃないよ!麻生さん・・・・・。

で 今月も悩ましく

・Chateauneuf du Pape Blanc’85 Chateau de Beaucastel

ネットニュースでは、ジャガーのEタイプが東京で大破だそうで。まあ、おそらくは大金を払いレストアはされるのでしょうが 相手の軽自動車さんは驚いただろうなあ?貴重な芸術作品のようなデザインのヴィンテージ・カーは 現行の高級車とも異なる 大切なものなので まあ 熟成したヴィンテージ・ワインとも 若干の共通点もあろうかと。

間違えなく今月の期待の大きい1本は、こちらでしょうか。

ローヌの白ワインの偉大なヴィンテージの’85の ボーカステルは 今ではもう十分な高級品で。嘗てはなあ、シャトーヌフと言えば手ごろで また教科書的な存在で 重宝していた 生産者ですが 当然のように 現状はトップ生産者に仲間入りしており 勿論この時代からも 上質な素晴らしいワインを仕込んでおり。

この手の上質な白ワインの熟成は、中々近年は見つけ難く ブルゴーニュシャルドネで有ったとしても これまた 異常なほどの高騰も当然ながら また 当たりはずれも否めなく。そこで、また 候補に挙がるのは このローヌの ルーサンヌ・マルサンヌにもなりましょうか 暑い産地の やや酸に欠けるものの 濃密な果実のパワーに由来する 豊満なスタイルは 白ワイン・ラヴァーには まま 涎なんでしょうか。

そろそろ、そろそろ そんな 濃密なワインが恋しくなる季節の到来なんでしょうが 如何かなあ?です。

Sommelier R.Imamura