Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’05’92’88

休日は 相変わらずの 過ごし方にて。運転手の最中に次男が 報告を。まあ、予想通りでは ありましたが 軽い気持ちで発した 彼の 目標は ひとつ早くも 頓挫いたしました。
で 先週末の 久々の方々は
・Aloxe Corton'92 Tollot Beaut & Fils
・Chateau Lagrange'05 St Julien
・Chateau Lagrange'88 St Julien

大相撲は とても 興味深い結果に終わりましたが 来場所が また 大変だろうな。ただ、やはりチャンスに 強い力士の存在感を。
ご予約を いただいておりましたが ある程度は 準備が 為されておりましたが 問題は スタートが 揃わないこと。まま、前菜は 切り出して 盛り付けも ですが 暖かいお料理には そんな訳もいかず。致し方無いのですが お三方ともドクターで 部長さんとなるとなぁ。
ボランジェで しばらくは 皆様の お揃いを 待ちながらの 生ハムや 燻り鴨に フルーツも。グリーンピースの 暖かいスープに パスタのタイミングで 赤ワインへと。その頃には お揃いで 他の久々の 顧客のお越しに こちらも お料理を!でしたので 最後にお越しの祇園街のお姉さんへの お料理は もう キャパオーバーで。こちらには 非常に申し訳なく。
ワインは トロ ボーの アロース コルトンのヴィンテージ'92から。何時もブルゴーニュのドクターなので この辺りの熟成感からの 流れでしたが やや 出来の難しい作柄とは言え 彼らの 仕込む淡く チャーミングな 果実味に 慌ただしい気持ちも 少し ほっこりと。
他のドクターのお好みは しっかり目と言うことになり 今宵はボルドーも。おそらくの 本数も想定して ヴィンテージは'05から。
今月の おすすめも 意識して シャトー ラグランジュを。気がつけば13年の熟成ですが まだまだ しっかりの 塊ながらも 流石の偉大なヴィンテージの エキス分の 高い複雑なワインに。
牛ハラミの ステーキと ローストビーフを シンプルに盛り合わせて の〆の 飲み頃は ヴィンテージ'88の ラグランジュを。明らかにその 優美さのステージを 変える シャンピニオンのブーケが 拡がるカベルネ ソーヴィニヨンでも 柔らかい飲み口に 偶にはボルドーもいいな!の ドクターの お言葉も よろしかったかと。
6時間を 超える長丁場でしたが 後半は 静かな晩でしたので まま。
話題の尽きない 大人のカウンターだったかと。
Sommelier R.Imamura