Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

口開け

本日のお昼間は、長男は夏のキャンプに行った為 次男を連れて明日のミッションの為に釣具屋に。余りこの手の経験はないのですが 欲にまみれて明日は伺ってみようかと・・・・。ピンからキリまである道具ですが、¥1,000−でも竿はあるんだもんな・・・・・。数年前に ルアーの竿を数万円で購入しましたが ほとんど慣れることもなくで 大した差は感じられないんですが ままワインと同じように何十万の道具が所狭しと並んでいただけに・・・・。次男には当然ながら¥1,000−の竿をご購入と言うことで。
で昨夜の8月のスタートの口開けは
・Henriot Brut’96
・Eau de Vie de Prunes de Mouton Rothschild

金曜日なのですが、待てども待てどもで・・・・・。中盤に今月のお早くお越しにいただけた何時ものムッシュが。今宵は呼び人来たらず ではありましたが 久々にご一緒させていただく 中身の深いお話もお伺い出来たので。いずれにしても こちらのムッシュには 大きな大きな大志が有られるので必ずや叶えていただきたく!
結局、数年前から考えたら随分値上がりしたなあ!と思いながらも仕入れたアンリオの’96も これもまた無くなっていきました。’96は、酸が円みを帯び始めてはおりますが まだまだ熟成のピークには個人的には・・・・。それでも、流石にピークに感じられる’90などは 中々おいそれとはの段階になる現状だけに この’96ぐらいのヴィンテージを上手にお勧めして ご理解いただくのも大切かと。とは言いながらも今月の特集には、この造り手のプレステージでもあるアンシャンテルールの’98がリストアップされているのですが・・・・・。
また、後半に掛けて 足りない酒量を補うのは久々のムートンのオー・ド・ヴィーを。何時もながらの少しづつのキープ・ボトル状態になられますが 手持ちは切れておられたので新しいボトルを8月のスタートと共に。相変わらずの豪華な木箱からは、これまた抑えきれない果実の濃厚な香りが既に振り撒かれており。これをおそらくは年内で飲みきられるであろうから またまたムートンのブランディーを探す日が始まります。きっと年末くらいには、綺麗に酸化されて 非常に甘美な食後酒へと完成の予感が。
                  Sommelier R.Imamura