Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

DRC Domaine Leroy

本日のお昼間は、梅雨の間の晴れ間の中ジムに。帰宅後は台風対策を施していた玄関周りの庭木を何時ものスタイルに戻してからしばしの風を感じにトライアンフのエンジンを。それにしても先月購入した新しいバイク用のカバーは、幾分高かったものの素晴らしいクオリティの防水性を。以前のカバーは長い雨が降り続けるとシートがたっぷりと雨水を吸いこんでパンツまで冷たくなることもしばしばでした。何でも数字は正直だな・・・・・。
また、懸案のご依頼のヴィンテージ’27が届けられ。シャトー・ポンテ・カネ’27は、非常に難しいヴィンテージですが鴨川沿いのあの老舗店さんの操業年の逸品。後はお届けさせていただくだけですが。
で昨夜の連日の極上のワインは
・Batard Montrachet’94 Michel Colin Deleger et Fils
・Romanee St Vivant’94 Domaine Leroy
・Echezeaux’82 Domaine de la Romanee Conti
・Merlot Three Palme Vineyard’83 Duckhorn Vineyard
・Chardonnay Upper Barn’99 Marcassin
土砂降りの中の連日のご利用は非常に有難く。苦しみ続ける6月の救世主のようにも感じられましたが可能な限りお勉強もさせていただいたつもりですが。その為、お持ちしていてよかったDRCのエシェゾー’82は7月の特集のフライングですが。
22:00からの7名様での貸し切りで、先にお越しの料理人さんの決定権でワインはドメーヌ・ルロワのサン・ヴィヴァン’94を。灯台下暗しで、このボトルを探すのに20分ほどセラーをひっくり返すことに。ですが、エチケット損傷の激しいこの1本は何としても見つけたかったのも本音で。
お持込のコラン・ドレジェのバタール’94からのスタートでも十分贅沢なとろみを。
以前の’92のサン・ヴィヴァンよりも余韻と華やかさは大きなもので。これもまたパフュームとしか言いようがない。飲み込む香水か。
世界観の違いを感じずにはいられない熟成したDRCは、エシェゾーで個人的には十分だ。’94のグラン・エシェゾーと悩まれていましたが、存在感の明確さはやはり30年ほどの時の重みが必要かと。
変化球のダックホーンは、東京からのホストの男性のお好みで。ですが流石に’83はご経験は無いのでは?でお勧めする次第でしたが、骨格の有る甘いメルローは順番的には賛否はございましょう。
〆はこちらも相変わらずのマーカッシン。カリフォルニアの最上のもののひとつかと思われますが、最初のバタールとはまた異なるスタイルでお好みを色々問われいましたがこのクラスは甲乙つけ難い。
連夜のお楽しみ有難うございます。また、ワイン会をご一緒出来ることを楽しみに。

                       Sommelier R.Imamura