Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

王冠かいな!

本日のお昼間は、ゆっくりと。久々にお昼までベットにしがみ付きましたが、相変わらず我が家のお坊ちゃん達は朝から喧嘩三昧でした。そんな声で起きることになりましたが、今年も夏休みが恐ろしい・・・・・。
で昨夜の厳しい週末の晩は
・Riesling’10 Loch Mosel Weinhof Herrenberg
昨夜も本当に閑散と・・・・。一応、このシーズンは京都は学会がありドクターの皆様のお越しはありましたが、本日も朝からの会議の為に意外にお早いホテルへのお戻りで。
そんな中、1件のお電話は本当に久々の方から。2006年の4月のご利用からですからもう6年ぶりのお声になりましたが、忘れもしませんロマネ・コンティをお飲みいただいた福井県からの社長さんからで。”6月にまた飲ませてもらいたい”そんな有難いご依頼だったのですが、流石にこの6年の間に変化した現状のワインの価格上昇に対してお伝えしておかなければと。
2006年は非常に素晴らしい年で僕自身ロマネ・コンティを6本扱わせていただく機会が与えていただけ。ただただ、この際のロマネ・コンティは’76ヴィンテージでしたが¥500,000ーでお渡ししていたのです。ですがですが現状は残念ながら、同じ’76でも¥1400,000−のプライスが掲げられており。正直、現状のワイン商の皆さんから再度仕入れを考えますとこれくらいのプライスの提示が必要になっておりまして。
可能な限りお勉強はさせていただきたく思いますが、まま再度検討いただいてから必要であれば是非是非ご利用いただければ幸いです。
そんな中のワインは現実的なモーゼルリースリングなのですが、’10ヴィンテージか。ワイン商の方に随分勧めていただいたので3本だけいただいたこの’92からの歴史の造り手さんですがボトル・トップがプラスチックで覗き込むと放射状のひだが。そう、栓がコルクでは無く王冠だったのです。もちろんソムリエ・ナイフの栓抜き部分で抜くことになるのですが・・・・・。
まま味わいが最大の重要性ですが、こちらは当然ミネラリーの中に淡い甘みが綺麗で好みのスタイルです。
王冠ワインは多分初体験だったかな?

                       Sommelier R.Imamura