Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

やはりブルゴーニュ

我が家の年末は相変わらずのゆっくりとした過ごし方で。私の仕事上の流れもあり家族には迷惑を掛けてしまっているのは例年通りなのですが、なによりも大掃除のお手伝いがほとんど為されておらず、これが一番妻には申し訳ないかと。
まあ、ゆっくりと年を越してから少しづつお手伝いもしていこうかと。
今年も年末は後今夜を入れて大晦日の2日になってしまいましたが、やはり体力的と言いますか内臓的にはかなり辛くなっており。ただ、不幸中の幸いか例年の手荒れはほとんど無く。まあ、それくらい水仕事も少なかったと言うことでしょうか・・・・。
さて、昨夜のこれまたのブルゴーニュ
・Santenay Beaurepaire’79 Roche de Bellene Collection Bellenum
・Volnay Champans’79 Bouchard
前半は何か難しさも感じられるワインのオーダーもございましたが、中盤からは今宵も何時ものご常連さん方や年に数回ながらも思い出していただくような方々のお越しは時節柄なのでしょう。
今年もこちらのムッシュには、変わらないご愛顧をいただけ。
これも前夜のニコラ・ポテルの新しいネゴシアン・ライン。以前は彼のコレクションでブルゴーニュ・ルージュの’70年代など多数扱わせていただきましたが流石にサントネイでしたら、またひとつ段階を経た感じで透明感のある果実味に溶け込んだ熟成のエッセンスは中々の。
こちらも今年も店外にも連れ出していただいたりと頭の上がらない存在ではありましたが、今宵も律儀にご挨拶も兼ねた。珍しくのお一人でのお越しは、何となくの時間潰しにも見て取れましたがお目当てのお姉さんのお店の団体さんの受け入れに対しての愚痴が全てを物語り。
同じ’79のブルゴーニュ、どちらもネゴシアンながらも巨大な資本を有するブシャールとは先のベルナムはやや比較には。
味わいの好みはそれぞれでしょうが、何れにしても30年の時を経てリコルクももちろんまだ為されていない繊細なピノノワールの世界観が当たり前のように味わえるのもまた贅沢な瞬間でしょう。このシャンパンも6本の在庫はあっという間の出来事でした・・・・。

         Sommelier R.Imamura