Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

’81

昨夜の最終のマールのお陰で、何度も本日のジム通いを断念しそうに。ですが折角11:00には起床で来ましたので、1時間でもさっと汗を流したいものです。気分的にはお酒が抜ける気がいたしますので。
相変わらずではありますが、絶好調とはいかないベスパ100を騙し騙し。
さて、昨夜の極上のワインは
・Pavillon Blanc du Chateau Margaux’81
・Bonnes Mares’81 Comte Georges de Vogue
・Cote Rotie La Landonne’81 E.Guigal
・Bonnes Mares’82 Pierre Ponnelle
相変わらずですな、今回も数本のワインを運ばれたのですが個人的にはおそらくボルドーの辛口の白の最上の1本も含めて。”Y”イグレック、イケムの辛口ですね、しかも’78。ただ、価格は数倍に跳ね上がっておりましたが。淡い思いでもこの1本には。もひとつはEchezeaux’69、もちろんDRC。随分お安く、お勧めしたい方はもちろん。
で今宵は’81のマダムを伴われ。前日にお手持ちの’81の白のマルゴーをお伝えいただいておりましたので、お料理は全体的に前半は甲殻類を中心に。温度の上昇と供に一気に膨らむ、これも素晴らしいボルドー・ブラン。
私の手持ちの’81はかなりプレッシャーかと。ラフルール、ラミッション、ペトリュース、シュバル・ブラン、ミュジニのドルーアン、ランブレイの中からマダムの選択権はヴォギュエに。やや濁りがございましたが、流石流石のスケール感で、3本目のこれまた極上のランドンヌの艶かしさとはもひとつステージの違いを。久々のヴォギュエは地味な存在ながらもボンヌ・マールの特級の素性をひしひしと。
最終は深夜のムッシュ二組に。国籍発言に一瞬ドキッとさせられましたが、造り手は最上ではありませんがここにもボンヌ・マールの意味をはっきりと。
はあ、今宵も極上の酔い心地でございます。

             Sommelier R.Imamura