Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

厳しき月末

本日のお昼間は、区役所等の所用と来月用のワインの搬入を店舗へと。何となくの湿度の高さは気になりますが、ワインの移動に於いては気温の穏やかさと合わせて精神的には楽なこの時分です。夏場は当然ながらミニの助手席でエアコンを最大出力でかけながらの移動ですが、本日くらいでしたらハッチバックのスペースに置けるのも助かります。
で来月の特集について。9月も売上的には苦戦の月ではありましたが、特集のワイン達に関しては大き目のルパンが残されたのとガヤの数本が残念ながら、と言う状況意外はほぼ全て欠品に。ですので少しづつフライングしながらの10月の特集ワインからの使用もございました。大きなシャンパーニュとして’82のサロンはある種の目玉でもございましたが・・・・・。
詳細としては、変わらないシャンパーニュ、白、ブルゴーニュの赤、ボルドー及びの赤のバランスですが、熟成した大手メゾンのヴィンテージシャンパーニュと比較的現実的なブルゴーニュの赤の熟成。
そして稀有なボルドーの古酒のラインナップで。
特筆の垂涎の銘柄はシャルドネの魔術師、コシュ・デュリの’88のコルトン・シャルルマーニュ、は異常な価格ではありますが。
赤ではブルゴーニュ・ルージュながらも、幾分こなれたモンティーユとユベール・リニエのピノノワールが。で地形的にストーリーはラ・ロマネ’84とグラン・リュー’82、そしてリシュブール’67の面白みが。
そして稀少なヴィンテージのムートン・ロートシルトが2本。’28’24の2本は当然ながらエチケットが現在のアーティスト・ラベルとも異なり?’28はそうですね、偉大な生産年であり愛らしいデザインのもので。そして’24は伯爵が’45年から始める以前に試験的に試された特別なエチケットがあしらわれており。もちろん全てのボトルの状態は良好そうです。
ただ、’24’28は特に古酒の味わいを理解される方にお届けさせていただきたい。
長々でしたが、ご想像通り昨夜は閑散と。前向きな”つぶやき”もございませんので・・・・・。   

       Sommelier R.Imamura