Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

この症状は・・・・

連休をいただきました。三連休は京都の秋の紅葉を楽しまれた方も沢山おられたのでは?私は週末と休日を通して体調の不調に苦しみましたが、実際は鼻と喉の症状だけに。良く良く考えてみるとこの症状思い当たる毎年の苦しみと同じで。2月ごろからの恐怖の花粉症にとても似通う状況に。何かこの季節のアレルギーが新たに加わったのでしょうか?
さて、先週末のこれまた素晴らしいワイン達を。
・Chateau de Valandraud’96 St Emilion
・Gevrey Chambertin Aux Combottes’00 Des Beaumont
・Frank Pascal Brut Rose
・Chateau de Fonsalette Cuvee Syrah’96 Chateau Rayas
・Chateau Carbonnieux’78 Graves
月1ながらも毎回素晴らしいワインをお一方にて。ムッシュは本当の意味でのワイン・ラヴァーかと、いつもながら前向きな姿勢に私自身も振り返る瞬間も何度か。
それにしてもシンデレラと称された奔りのシャトーだけに、このところの価格の下落は恐ろしく。個人的にはやっと素晴らしい味わいに落ち着きチョコレートのニュアンスも嫌味では無く。妥当な相場かと。一時の価格は正に踊らされていたものに感じられ。
イタリアンのインポーターさんの皆さんもここではブルゴーニュを。’00のコンボットは、もう既にバランスが取れ、華やかさが全面に。確かに長靴の国にもピノ・ネロと言う葡萄は有るにはありますがこの香りとふくよかさが出ないような。
シャンパーニュ・ラヴァーの体調は気になります。未だに副作用の症状がお顔に見られますがシガーを1本とシャンパーニュを1本飲めるように為られたのは安堵を。天使が描かれた優しいRMと言う奴ですな、お大事に。
後半のムッシュは妖艶なフォンサレットのシラーを。’96のレイノーに心奪われてしまいマダムのヴィンテージ’78を見落とされるところで。
素晴らしい状態を維持し続けるカルボニュー、’78はやはり偉大かと。小ぶりながらも優美な味わいに深夜の酔いもまたオツなものかと。
ピニャンの’89はお残ししておきます。

               Sommelier R.Imamura