待ちに待たせていただいた形になりましたが、そんなことも関係無くなるほどの今度はハーフのイケムに。先日のレギュラーの’８１も素晴らしい甘美さを再現するものに。
毎度ながら甲子園からの長い距離をお通いいただける大切な顧客は、いつもお連れの皆様に合わせたワインのお選びいただきお人柄を感じさせられます。今宵の職場の部下のマダムお二人には世界最高峰の優美な貴腐ワインは、出来れば’８２であれば言うことは無かったのですが。
もちろんこちらもハーフ１本だけでは。結局お好みのブルゴーニュのスタイルを。ダギュノーではありませんがこのユベール･リニエもまた悲しみを背負わざる得なかったドメーヌ、個人的には前向きに。ただ、やはりこの造り手も極上のジェネリックを。’０１のモレ・サン・ドニですら彼の酒質は滑らかにそして華やかな香りの残り香が余韻の鼻腔に長く長く。やはり素晴らしい造り手は、ハーフですら特別なものを。
中身の濃い短い人生に残念で仕方がない特別な造り手たちに・・・・・・。
Sommelier R.Imamura
