Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

先週も極上を

日曜の朝方の豪雨で目が覚め、学区運動会が中止になったことに心晴れやかに。ただ、23日に順延でこの時ばかりは雨乞いを・・・・。
さて先週末は20日のワインの日の土曜と言う事もあり、前半からお席の割り振りに久々のパズルを楽しませていただきました。万事上手く行き、問題は後半私が持たなかったことでしょう、すみません。
・Blanc Fume de Pouilly’05 Didier Dagueneau
・Fixen’88 Mongerd Mugneret
・Pernand Vergelesses’98 Joseph Drouhin
・Darmaji Cabernet Sauvignon’83 Gaja 1500ml
・Cabernet Sauvignon Reserva’95 Jean Leon 1500ml
・Chateau d’Yquem’81 Lur Saruce
・Morey St Denis’01 Hubert Lignier
きっと彼らをご覧になられて、大抵の年配の方々は色々感じられるでしょう。ですが個人的にも長く為りました大切な顧客の男性陣、やはり毎度素晴らしいワインを楽しませていただけ。今宵は5名様でしたのでお任せいただける内容となりましたが、それ故面白みも。先日の出来事にダギュノーは、個人的に飲みたく感じていた1本。ストックも考えましたがやはり二時間後の本領でしたか・・・・。シャープさの中にこれも最上の造り手の特徴でしょう彼のみのスタイルを感じさせる優雅な香りが。
フィクサンですが’88は、彼らの本拠のヴォーヌ・ロマネを思わせる素晴らしいふくよかさに。毎度のことながら訪問時のマダムの香水の香りが微かに。
こちらの二組は20日は必ずのご利用でしたので、先立ってこちらからのお問い合わせでした。何とかお席を確保しておき正解でした。ここのドクターが合流され結局マグナムが2本、極上のダルマジの’83は少し贅沢にし過ぎてしまいましたがデキャンタージュ後の余韻の出方に資質の違いが感じられます。”なんてこった”のフレーズも自分で言うとすぐに出るのですがドクターに先を越されてしまいましが・・・・。
滑らかなドルーアンのペルナンとこれもまた中々の出来のジャン・レオンのマグナムでも足りられなかった幾人にてデジスティフまで。