Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

読み違い

6、7日の両日にお越しになられたゲストが、随分おられたようで申し訳ございません。お恥ずかしながら読み違いと言うか先週末よりも今週初めが忙しくなったようです。私の携帯に着信がかなりあり、ビルの前の呼び込みのおじさんにも「もったいないなあ」と言われ。
まあ、個人的には充実した休日が過ごせました。これからまたまた可愛がっていただければ嬉しく。
今更ながらですが週末を思い出し。
・Nuits St Georges’85 J.Confuron Cotetidot
新年からこの晩も中々面白いワインを。’85と言う響きだけでこの辺りのブルゴーニュも興味をそそられるものでしょう。普段はグラスで数杯のムッシュもワイン好きのマダムとご一緒だとボトルで意外な選択をされるものです。
偶に熟成されたヴィンテージが市場に出されるコンフロン・コトティド。数倍のプライスに跳ね上がるこの造り手に食傷気味ではありますが、この時代では仕方なく。それにしてもニュイ・サン・ジョルジュは、’85にしても硬い仕上がりに。おそらくヴォーヌ・ロマネでしたら大きな違いが感じられるのでしょうが、今回もしっかり目の味わいのお料理に救われました。酸がやや高い位置を感じさせ収斂するタンニンも中々強固なもののエスカルゴに使われていたバターなどがリッチな印象へと誘い。
冷静に考えれば村名のこのワイン、当然いかばかりは素性が現れ。
後昨日の休日のお話なのですが、年始のご挨拶に。川向の山口さんのところへ。年末には伺えず、年始この日を考えておりました。何かと噂やお話は狭い世界なもので出てきてしまいますが、家族4人でバタバタとお邪魔したので濁されてはおりましたが年末のクレームを少しこちらから振らせていただきました。そこまで言わなくても・・と戒めていただきましたがまあ、仕方ないなと結論は。以前はそんな結論も出難いこともございましたが、そろそろ時期的にも・・・・・。
それでも、突然でありながらも坊主二人にお年玉を渡されるところなども含めて当然これからも頭が上がらない存在であることは間違えなく。こんな挨拶の際にも西村さんが納品にこられて鉢合わせになるところなんかも面白いお付き合いを感じさせられます。

              Sommelier R.Imamura