Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

突き上げ

連休も明け、祇園街にもお人の流れがその筋の方たちで構成される時間帯も。前半はご同伴の中にも、律儀に次男誕生のお祝いをわざわざ持ってきてくれる”ぶどうの蔵”の卒業生の姉妹が。こんな時やはり女の子が生まれてきてくれればなあ、と贅沢な・・・・・・。
また、お礼も中々出来ていないのですがお客様や業者さんの中からもお祝いなどをいただけ恐縮いたします。いち早くお礼をと妻にせかされておりますが必ず。
さて、今宵は後半から久しぶりのバー・テンダーさんが。もう独立されて何年になるのかな?3年目に突入しているでしょうが、評判はいつも上々で。ソムリエの資格も持つ彼はカルヴァドスなどのハード・リカーにも見識が強く熱心な姿勢には、お強いファンが根強く。
結局、メートル・シガリエの彼と3人で飲み会のような状況になりましたがやはりシャンパーニュを空けグラスの白のアイテムも飲み干し、最終はブランデーに。正式にはマールと表記されておりますが
・Eau de Vie de Marc d’Aquitaine de Mouton Rothschild
個人的にはかなり完成されたお酒の部類にはいると思いますが、なにせアルコールが40度を越えますので嗜まれる方だけのものに。ただ、20種ほど揃えられたマールやフィーヌ、グラッパの中でもこのムートン・ロートシルトが仕込むオード・ヴィーのみは複数本扱う経緯もあり、決してお安くはないのですがお味にリピートがある為でしょう。甘い優美な味わいに今宵の〆には極上のデジスティフに成ることこの上なく・・・・・・・・・・・。
シガーとの相性も抜群ですが、朝一番に青龍のイチゴ狩り遠足のお弁当を作る約束が果たせなかったのが情けなく。
それにしてもバー・テンダーの彼から随分と独立して開業するように急かされてしまいました。突き上げるような同世代の活躍ではございますが、順序をおっていずれその機会がもてるよう努力しております。ポジティブとネガティブは場合によっては紙一重で・・・・・・・・。

             Sommelier R.Imamura