ワールド･カップの日本の初戦と言うこともあり？前半は燦燦たる結果に。ですが、久しぶりの”ガヤのおじ様”は相変わらずのブルゴーニュづいておりました。これ幸いと、彼らの前にパソコンを置きヤフーのネットにて経過報告に見入る状況も。思わず後半４０分ごろの更新ボタンを押した私とシェフは叫びました。画像の無い、サッカーの中継は初体験でしたが勝てた試合だと思っていた為、落胆はことのほか・・・・・・・・。
さて、そんな今夜も素晴らしいワインが。空き瓶の数の少なさに、悲しみもありますが今宵の偉大は
・Ｍｕｓｉｇｎｙ Ｖ，Ｖ’７６ Ｃｏｍｔｅ Ｇｅｏｒｇｅｓ ｄｅ Ｖｏｇｕｅ
香りの花束と言うフレーズが最も相応しいワイン。女性的なニュアンスを残しながらも、しっかりと残っていたタンニンはヴィンテージのキャラクターを色濃く。ですが、グッと変わってくるところがグラン･ヴァンの所以であり。グラスから拡がるブケは、極上のフラワリーでパフュームを身に纏う貴婦人でした。このワインを男性二人で飲まれるのは、ある種残念でしたが時にはそんな瞬間もよろしいですか・・・・・・・・・。また、お連れのムッシュのバースデイ・ヴィンテージというのも選択の理由であったことも頷けます。
それにしても、期待していた初戦の白星がすり抜けていった後に飲み込むランソンのワールド・カップ記念シャンパーニュの味は苦く感じられました。第二戦のクロアチア戦は、休日の日曜日なので自宅で応援をしてあげたい。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
