Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
本日より、2016年の営業を開始させていただきます。旧年中は、顧客の皆様方に於かれましては 改めて本当に心より感謝の気持ちを。今年も変わらずご愛顧いただければ幸いです。

お正月は、1日は例年通りの家族にて 伏見稲荷大社への初詣を。今年も おみくじは後末吉だったかな?いずれにしても かなり前向きなことばかりが列記されていたのでその通りになればなあ!
その後の恒例の 番組でワインの格付けを。今回は’23のシャトー・ラフィット ロートシルトが。テレビの画面でも解る色調でしたが 石坂さんには正直・・・・・。’00年代のラフィットしか飲まれたことがないのも問題ですが その認識で100年近く前のワインをイメージされるとは。そして彼は、相変わらず素晴らしいな ソムリエールにリコルクの有無をすかさず伺う辺りは飲み込まれている証拠かな?
ちなみに僕のリストの手持ちには、最も古い1本でもありますが’24のシャトー・マルゴーがございますが ¥100万もは 提示させていただいてはおりません!如何かな?
2日3日は 郷里墓参りなどをこなす 結局は、まったく ゆっくりなどは。
それでも、何とか無事に家族でお正月を迎えることが出来たことが何よりもの幸せかと。
で 大晦日の晩は
・Chassagne Montrachet Les Chaumes Rouge’00 Amiot Guy
・Fine Bourgogne’79 Domaine de la Romanee Conti

昨年の移転後の 個人的な楽しみのひとつに この大晦日は自分にご褒美でも有ることが。ゆっくりと 初詣に出向き四条通りの人の列を 階上からシャンパーニュ グラスでも傾けながら!だったのですが。
まま、例年通り顧客の方の ご利用に完全にゆっくりとはいきませんでしたが 堪能させていただきました。しばし きつく降る雨に 傘を差しながらも並ぶ方々の気合に圧倒されるような お人の出でもありましたが。
シャンパーニュとはいきませんでしたが、ギ・アミオのシャサーニュの赤で ブルゴーニュ収めになりましたかね。酸の郄い造り手ではありますが ’00はやっと柔らかさも出始めた 愛らしいショームかと。
そして、持ち込みではありましたが 久々に飲み込みました。DRCのフィーヌのしかも’79を。以前は何本か 手持ちもありましたが もう正直本当に見かけない極上の1本で。やはりと言いますか、開けたては まだまだ硬い味わいで。だからこそ、抜栓後 1年ほど経過した半分くらい残されたこのフィーヌは 柔らかい甘い液体へと熟成していきます。今年の年末の楽しみになるでしょうか!のDRCで。
ただただ、流石に今年の〆のハード・リカーに 肝臓は疲弊していた。
Sommelier R.Imamura