Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ NV’04’86’85

休日は、完全にゆっくりと。次男と自転車で秋の風にあたりながらと 言った感じで。兎に角、車での渋滞が予想されるだけに 可能な限りは人力か 二輪で。
ですが、本日のお昼間の 店舗へのお花の届けでは 東大路通りのスムースさには意外なほどでしたが。
で先週末の 久々の複数本の上質なワインは
・Jerome Prevost La Closerie Brut Nature
・Blanc Fume de Pouilly Silex’04 Didier Dagueneau
・Chambolle Musigny’86 Taupenot Merme
・Gevrey Chambertin’85 Taupenot Merme

苦戦の金曜日とは、やや 打って変わってではありましたが まま秋の夜長の素敵なワイン達が。
中盤から 久々のご夫婦もあられ 流れとしては ゆっくりながらも。
その後の団体さんは、名古屋からのドクターご夫婦も含めて。
ジェローム・プレヴォーのクロセリー 手持ちとしては最後の1本でしたが お恥ずかしながら知りませんでした 小さなエチケットの右下にロットがあったとは。04が そのヴィンテージを 知らせるものらしく やや寝かされた味わいは十分に楽しめるもので。黴に 幾分侵されており 見難くなったエチケットを注意深く見てなかったな・・・・・。
2本目は、これまた久々のシレックス。その重厚なボトルに 底上げの深さなど味わい 以外にも興味深い銘柄ではありますが 今回の’04は先のクロセリーに合わせたヴィンテージでもあり こちらもまた飲み頃を意識させる流石の。
シャルドネとは、また異なる奥ゆかしさのような滋味あふれる味わいのソーヴィニヨン・ブランですが 存命中のこのヴィンテージの手持ちは 後1本のみ。ですが、他にも’05に希少な92がございます。また、マグナムで’95と’03がありますが・・・・。
入れ替わりのように こちらも久々の病理の。今夜は1本だろうか?2本だろうか?そんな思惑もありましたが まま’86から。これもまた大切にしようすべきアペラシオンのオールドですが 考えていても仕方ない 大切な顧客には 構わず楽しんでいただくべきで。造り手も やや淡さが主張するトープノ・メルムですが 十分に熟れたヴィンテージの’86だけあり 持ち味の綺麗な酸の切れ上がりが深夜に 心を落ち着かせて。微妙に花月の前では 警察官さんが8名も酔っぱらいの対応を。
〆は、自宅のご近所の歯医者さんが。やっとのお越しに 嬉しさもでしたが 先の病理の方とはご愛称は どうも?でしたか。色々な含みで ’85のジュヴレで造り手を合わせてみましたが 大きな波にはなりませんで。
ですが、今宵のこの造り手のワインは どちらも素晴らしい美しさの熟成を。テロワールの個性とは ですがジュヴレらしい肉付きの良い しなやかな’85は これもまた流石のヴィンテージも感じられ。まま、相変わらずのお元気なお姿でしたが 仲良しの跳ね馬を駈けるドクターが 出られていないのが やや残念でしたが。
Sommelier R.Imamura