Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

カリフォルニア


本日のお昼間は、備品の買い出しと 土曜日にお伺いしている 7名様の お皿を。流石にコース仕立てでの 7枚のお皿を想定して お持ちしていなかったので やはり 自宅地下に動かしていた在庫のお皿を。ドキドキの土曜日になりますが 良き準備をしておきたい。
で昨夜のカリフォルニアは
・Cabernet Sauvignon Stag's Leap District'04 Pillar Rock
・Pinot Noir Ten'04 Sea Smoke Santa Barbara County
・Limoux'03 Baron'arques Baronne Philippine de Rothschild
完全に静かすぎる展開に 認知をしていただくまでは 長い努力が必要でしょうかね。粛々と。
深夜のお電話に 聞き覚えも でしたが お越しのお三方に 心癒され。何時もながら 屈託もない ご指摘に 改めて 改善点も見つめます。
しっかりめの味わいを求めての 顧客のお一人ですので カリフォルニアを何時ものように。
大切に残しておいた ナパのカルトの一つのようですが、こんな機会ですので。最後の1本ながらも 残すところはヴィンテージ02のみに。
スタッグスリープのイメージを思い浮かべる このピラーロックは 確かに 熟れたタンニンとスムーズに口中に滑り込む質感は よく言う 上質な造り手達にも比類する 満足感の得られるもので。やはり、買い付けをしたくなる こんな手持ちの消失かな。
甘みの強い赤ワインを!マダムのそんなリクエストに カリフォルニアでもピノ ノワールを。こちらも お遊びも含めてですが、04のヴィンテージで。多少は話題になったこの銘柄ですが 個人的には 実はこの上位のキュヴェは試す機会を逸しておりまして。これも機会ですので、贅沢に。大分、落ち着きを持つアルコール感で このエリアのピノ ノワールの飲み頃も見えてきます。
ボトルの形状同様に たっぷりとした果実の味わいに こちらも 外さない解りやすさが。
まだ、飲めるのか?そんな深夜の時間帯でしたがお姉さんが飲むと言うのであれば。
切り替えるおうに フランスワインに変更しましたが、もう味わいと言うよりは?の状況でもあったかも。現状のグラスアイテムでもある リムーのバロナーク03であれば の見応えも 興味深いアイテムでしょうか?グッと酸の存在感が増す バロンヌ フィリピーヌの手がけるワインだけに。手持ちのワインも 故人のものが 沢山有るような。ワインは そう言ったものでもあるでしょうが。

Sommelier R Imamura