Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ナパから

新年早々ですが、非常にチェンジを求められる問題の発生が。未だ確定ではないのですが、もう色々とこの10数年の間に有りすぎたしな。そろそろ、新たなことも考えようかと思う次第です・・・・。
まま、そんなご時世と 周りの環境の変化も見つめれば一目瞭然でもあるので ある意味 ふっきれて良き機会かなとも?思わされたこの二日間でもありましたので。
なんのこっちゃ解らないかもしれませんが、また個客の皆様にはご相談もいたしたいかと。その際は、どうぞよろしくお願いいたします。
で昨夜の新年のゆっくりのスタートはナパからで
・Canto’99 Luna Vineyard Napa Valley

相変わらず静かでお手上げではあったのですが、ゆっくりとスタートを切らせていただけて。
金沢からの新年の挨拶周りを兼ねた京都への出張のようでしたが、店舗のホームページの存在が光ったようで。
年間300本は呑み込む!とのことでしたので、中々の飲みっぷりかと思われます。
ただ、リクエストが”面白いもので赤!”でしたので やはりお話は多少は必要かと。普段飲まれるものと実際に一番好きな銘柄は?とやや しつこいくらい粘ったのですが 御答はブルネロ。
そうなると解りやすく。通常の僕の手持ちとする王道のボルドーブルゴーニュではないな。しかもイタリア好きとなると、もうイタリアのみか 場合によってはたっぷりめのニューワールドが選択肢になるような。そんな観点からセラーの中でしばし 物思いにふけるのですが ふと目に付いたのが カリフォルニアではあるのですが サンジョヴェーゼ主体のブレンドのカントの’99が。
愛らしいエチケットに変形のボトルは印象的でありながらもメルローが4割混ぜ込まれるナパの1本は熟成により非常にバランスの良い ややパワフルな味わいで。
結局、ワインラヴァー特有のワイン談義に華が咲きで 1本が消えていくのですが こう言ったところも粋で新年に相応しい晩でもあり。
まま、これをご縁にまた月1ペースの京都のようなので 川を渡ってお越しいただければ幸いです。

           Sommelier R.Imamura