Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ NV ’99’88

休日は長男と二人で今回は祇園町界隈のポスティングに。何時もよりかは早く動き出したので、今回は次男は ぐずっておりましたので置き去りに。
少しだけ腹ごしらえをと七条のマクドナルドに入ろうとシトロエンを運転していますと警察の方が。物々しい感じも有りましたので、パーキングに停め 眺めていると 車列がおそらくは京都駅方面に。SPの方になるのかな?車から体を投げ出しながら何事か叫んでおられましたが、おそらくはインドの首相が乗られていたのでしょう。珍しい偶然でもあり、眺めておりましたが。

そして今宵から9月のスタートになります。8月も顧客の皆様のお蔭で何とか何とかの、お支払いも出来ましたが 我が社と言うと大層ですが 今月が決算になります。そして皆様からお預かりしております消費税のお支払いも近づいておりますので、少しでも貯金をしておきたい・・・・・。
今月も変わらぬご愛顧をいただければ幸いです!
で先週末のハーフボトルは
・Louis Roederer Brut Premier 375ml
・Morey Saint Denis Les Chaffots’99 Lucie et Auguste Lignier 375ml
・Chateau Montrose’88 St Estephe 375ml

中盤から久々の歯科医のご夫婦が。かなり長い間のワインラヴァーの方で、おそらくは色々なストックもお持ちの方で。飲み頃のものも多少でしょうが、DRCに関しては毎年京都の老舗のワイン屋さんから正規のプライスでお買い求めになられているようですので 飲み続けてもおられるかと。そして、どうやら’10ヴィンテージの出来が素晴らしいそうです。お飲みになられたのはグラン・エシェゾーだけだそうですが、もう熟成させる必要はないそうです?ホントかよ?ドメーヌ自体がもう出来の良いヴィンテージは完成させて出してきてる?そうです。じゃあ、オールド・ヴィンテージは必要ないかな?
いずれにしても、僕は残念ながら’10ヴィンテージは手が出せないな・・・・・・・。
軽いお食事をされながらのハーフを3本に白はグラスで数杯。還暦をお迎えになられながらもしっかりと呑み込まれる辺りは信頼感もあります。
もう少しハーフのシャンパーニュのラインアップを考えさせられた。NVの大手メゾン7種に、やや異常なオールド・ヴィンテージの4種だけなので。まあ、安心感のルイ・ロデレールは流石のプルミエの味わいですが。
ブルゴーニュのハーフは、その存在自体がやはり少ない。’99とは言え、リニエのプルミエは非常に良く綺麗に熟れていた。そうだよな、数年前にテイスティングした時も 殊の外 美味で纏めて仕入れたものだったから。ですが、こちらも残すところ後1本の手持ちになった。
ボルドーのハーフは、比較的手持ちが充実していると思っていた。ですが、気が付けば チェックが抜けていた銘柄が何種かあり かなりリストを削らなければいけない状態に。それでも20種くらいはあるのですが、そろそろお探ししないといけない頃でも。結局、モンローズの’88でお許しいただけたのですがリクエストはコスの’94だった・・・・・。
同じサンテステフの2級シャトーでも、スタイルの違いは明確でモンローズは何時もバランスの取れたサンジュリアンにも見える味わい。
’88のハーフと言うこともあり、しなやかさも抜群で くいくいっと呑み込まれるご夫婦には ハーフの存在は大切かと今宵も改めて。

                   Sommelier R.Imamura