Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’94


本日のお昼間もジムに。夏のひとつの楽しみの甲子園を見ながらの有酸素運動ですが、もうベスト4か。今年の夏は何だか、あっという間に終わってしまうような。そして明日は、恐怖の地蔵盆だし。
多少ながら喜ばしきことは、若干ながらも上半身を咬まれたダニの症状が 狂ったように薬を塗りたくったので緩和されてきたことくらいかな・・・・・。
で昨夜の20歳は
・Beaune Les Teurons’94 Jacques Germain
お恥ずかしいほどの静かな展開でしたが、中盤から久々の同業者さんの若手ソムリエさんが。今宵は、お連れのマダムが20歳ですか。
’94は、意外に手持ちが店舗セラーにはなかったな。選択肢を3種ほど持ちしましたが、まま十分か。ボルドーからはラグランジュにローヌではジャブレのクローズ・エルミタージュ。そして真打のブルゴーニュからはジェルマンのボーヌのプルミエ・クリュを。
ちなみに自宅セラーには、ですが色々あったな。来月の特集にもお使いする予定のプスドールのヴォルネイやポマールは懐かしさすら感じさせますが、そんなノスタルジーを考えると確かにこのヴィンテージもまた そんな対象になる年なんだと改めて。
ですが正直まだまだ若すぎるよな・・・・。’94は時としてはグラス・アイテムでもまだまだ使用する機会もあるだけに、その熟成感をたっぷりと感じさせては・・・・・。
まま、ですがブルゴーニュは 複雑な香りを持ち味とする段階ではなくとも ピュアな果実の味わいを素直に楽しめる段階にある辺りのヴィンテージかと。
後はこの造り手さんの残念なことは’05に訪問は出来たのですが、その後に自らこの世を去られたことかな。シャトー・ド・ショレイとその後はドメーヌ名も変えてリリースされていたのですが 何か問題があったのかな・・・・・。瀟洒なプチ・シャトーに住まう方だっただけに意外でもありましたが。
そして深夜には、そんなお盆の名残のような話題でもありますが 葉巻屋さんを介した顧客の方が。先日納骨を済まされたご報告も兼ねて。結局、話がはずみグラスだった筈のボランジェはボトルになっておりましたが。そして、やはりと言いますか今宵は僕自身も紫煙を2本あげる やや飲み過ぎな晩に。

                    Sommelier R.Imamura