Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’98’78’78

本日のお昼間は愛犬の散歩に。昨夜の後半からまたまた強烈な花粉のアレルギーに悩まされております。この数日はかなり、症状も緩和されていたので意外な展開ではありましたが おそらくはもう数日の我慢だと言い聞かせて・・・・。
で昨夜の前半の貸切のご家族は
・Veuve Clicquot Ponsardin La Grande Dame’98 by Riva
・Corton’78 Chapelle
・Chateau Palmer’78 Margaux

17:00からの貸切とのことでしたが、よくよく考えてみると お子さんたちがこの時間には集えないでしょう?結局はお父さんと何時ものように紫煙タイムでシャンパーニュを。
そして今宵は、お近くのお鮨屋さんから桶でいただいておりました。個人的にはこちらのお鮨屋さんは非常に美味しく何時もながらの舌鼓を打たせていただけたのも嬉しきことで。微妙に昨夜は、オバマさんもお鮨をご賞味されていたようですね。それにしても、流石のあちらさんは国賓もご利用になられる超一流店で。
まま、僕にとっては昨夜のこのご家族はとてもとても大切な心許すお客様で。
それにしても、3人目の男の子は初のお目見えでしたが 抱っこさせていただけ これもまた久々であの乳臭さと言いますか、愛らしいの一言です。
勿論、お姉ちゃんたちもしっかりと成長しておられ やっぱり女の子は我が家の男どもとは違うなあ!の印象でしたが。
ヴィンテージ’78は奥様の。’70年代を代表する偉大なヴィンテージなだけに、中々最近は手が出し難いコストでもあります。その分、やはり中身は裏切らない素晴らしい2本で。
本当に丁度の熟成のバランスなんでしょう、進んだ香りなども一切なくブルゴーニュのグラン・クリュのラズベリーのジャムにボルドーのトリュフの香りはどちらも一級品で。
シャペルのボトルに関しては、他のアペラシオンのものをここのところも何本か抜栓しておりますが どれも勿論美味で評価に値するのですが 彼らの旗艦にもなるコルトンは芳醇の一言かな。
久々の3級の特別なシャトーのパルメでしたが、このヴィンテージだとまた 素晴らしく他のこの村のシャトーのものをひれ伏させるほどの品質かと。この時代ならば、シャトー・マルゴーをも黙らせるものでもあるような・・・・・。

                Sommelier R.Imamura