Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

満開ですが・・・・・


休日は月内の作業の祇園町界隈のポスティングに。桜は満開とは言えないながらも、祇園町の白川界隈には観光の方が沢山。石畳の風情ある通りにせせらぎがあり、桜が咲くシュチュエーションは何度見ても素晴らしいエリアかと。流石にあと辺りは個人の力量では中々賃貸させていただけないな・・・・・。
勿論、この時期が最高潮になるのでしょうが それ以外の時期はどうなんだろうな?
で先週末の土曜日も撃沈で・・・・・。3月は今夜を残すところですが、2月以上に結果は厳しきものになってしまいそうです。
何とも縮小傾向ですが、ワインの買いが2月も少なかった分 辛うじての貯金は出来ましたが 4月はまた増税の煽りを受けるのは間違えなく飲食業界なのだそうですが。
そんな中での3月の残りのワインの仕入れが届けられ。今月は配送業者さんの遅延が多く聞かれ、僕の所にも結局 1日遅れてワインが。
シャンパーニュからは、アンリオが。’96のミレジムのレギュラー・サイズにマグナムが。実はこの’96、2年ほど前かな?ケースでいただいた機会があったのですが 本当にその頃から比較すると完全に倍の仕入れ原価に高騰しておりました。正直、買いを控えたい価格でもあったのですが 味わいには満足するものでしたので・・・・。ただ、あの価格だったからと言うのも現実かな?
熟成した’90からはレグラのサンヴァンサンが。こちらは、先のアンリオ’96から考えると価格は1.5倍になりますが 寧ろ意味が有るアイテムのような気もいたします。
ローヌからは優良な造り手のペゴーの’02のシャトーヌフ・デュ・パープを。このヴィンテージでももう12年物か。
ボルドーはマグナムを1本だけ。珍しくブルジョアのシャトー・レゾルム・ソルヴェ’93を。軽やかな味わいのメドックも偶には活躍の場があるような。そんな1.5Lの手持ちも有っても。
そしてブルゴーニュは、少しだけ古酒を。’88のマシャール・ド・グラモンのニュイのダモドに’86のジャック・カシューのニュイの村名。そして’76のジェラール・ミュニュレの同じくニュイのシャグノ。ニュイを望んでいた訳ではないのですが、タイミングの都合上このような手持ちのなったのも致し方なく。
後はこちらも珍しくカリフォルニアのパワフルな’10と言う若すぎるカベルネ・ソーヴィニヨン。シックスティーン バイ トゥエンティなる銘柄ですが ワイン商の方のお勧めもありましたので。力強さを望まれる方にも対応策を講じるべくアイテムかな。

今年も4月は加山又造さんの円山桜を掲げるカウンターバックにて、お待ちしております。

                         Sommelier R.Imamura