Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

バタバタとする瞬間だけですが

気のせいか花粉症の症状が、本日から少しだけ緩和され初めてような?昨夜は夜中に目が覚めることもなくぐっすりと睡眠も取れる休日を久々に過ごせたし。まま、未だお薬は飲んでおりますが そうだよな!4月も気が付けばもう半分が過ぎ・・・・。えーい、資金繰りが怪しくなってきたぞ。桜は散りましたが後半にかけても頑張らなければ。
で先週末のバタバタの瞬間は
・Chardonnay Cuvee Misawa’04 Grace 中央葡萄酒 キュヴェ三澤
・Sancerre de la Vigne du Larrey’90 Gitton Pere & Fils
・Bollinger Special Cuvee
・Meursault Charmes’98 Comtes Lafon
・Vosne Romanee Malconsorts’89 Francois Lamarche
前半は鳴かず飛ばず・・・・。ですが、21:00ごろからご予約で・・・・。生産者さんですね、国産ワイナリーさんでも露出の多いワイナリーさんで僕自身も彼の名の冠されたこのキュヴェは素晴らしいものだと言う印象も。数本はいただいていたものが残されていたのも意味がありましたが、彼らの推す甲州もございましたがどちらも’04でしたのでお帰り際には甲州は早く飲まれたほうが・・・。とのことでした。まま、造り手の方がそうおっしゃられるので そのようなのかもしれませんが 今回はシャルドネを。こちょらは変わらず素晴らしくしっかりとした世界でも通用する味わい。
2本目はサンセールかスパークリングとのご所望で。面白いリクエストとも思いましたが、この’90のジットンを。’80年代は微妙ではありましたが、この’90は彼らも十分にしっかりとした味わいが残るとのコメントも。ソーヴィニヨン・ブランでも20年以上の熟成を綺麗に経ていくものですので、ヴィニフェラはこう有りたいかな。もちろん、その特性も大切ですが。
兎に角、こちらの5名様と6名様のご利用が重なるとオーダーは中々のもので。しかも、どちらもお食事をしっかりと・・・・。有難い限りですが、もう必死のパッチとはこのことで。
ご予約の段階でワインを飲みに行きます!そのお言葉は期待以上で。福岡からの団体さんはワイン商の方もおられたようでリストをしっかりと吟味され3本を。
ボランジェは、正に食前酒でしたが白は久々のムルソーの最上の造り手の一人から。’98は、ややゆるい味わいだった印象が正に飲みごろの滑らかな1本に変化しておりました。とろける味わいに女性陣の舌もなめらかになられ、赤ワインへの導入は期待を促すもので。
お選びの銘柄はかなり時間がかかるスペースに保存しており、他の銘柄をお勧めさせていただく次第でしたが流石にお買い得な銘柄を選択されましたラマルシュのマルコンソール’89は先日はやや酸がたつ味わいでしたが今回は引きがよろしかったようで。綺麗に熟れたタンニンは完全に甘味に溶け込んでおり今宵の美酒はご期待に応えられたのでは。
またまた京都にお越しの際は是非とも。
それにしてもこの晩は、その後が閑散と・・・・・・・。

              Sommelier R.Imamura