Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

デュミ

本日のお昼間は、3月のカウンターバックの額や特集のワインを店舗に。花粉が沢山悲惨しているのも感じられます。まま、最高潮ではないのでまだまだ楽な状況ですが それ以上に月末のお支払いが大変でした・・・・。何とか何とか全ての業者さんとお給料も取れましたが、これも一重に顧客の皆様のお陰でございます。有難うございます、3月も何とか何とかサービスに努めますのでご愛顧いただければ幸いです。
そしてポストには新規の開業のバーのお知らせが。聞いてはおりましたが、退社された店舗からのお知らせで円満な退社が理解されます。お近くになりますので、是非お伺いしたいと思いますが近いだけに顔をさす方もおられるかな?
また、新着のワインが全くお知らせ出来ていなかったのですが少しだけご紹介を。シャンパーニュは’00のアンリ・ジローのフット・ド・シェーヌ、こちらは今後はヴィンテージが無くなるようです。また豪華な漆黒の紙箱に贅沢に詰められております。オールドは’73のクリコも。
白ではローヌの逸品のジャブレのステランベルグ、’85が6本も手に入りましたがエチケットの状態は汚れが随分。
赤のブルゴーニュは2本だけ人気のラルロのニュイのフォレ・サン・ジョルジュ’88が。希少かと。
そして先のアンリ・ジローですがブランディーも。ラタフィアと言う名称になりますが、上質なミネラル・ウォーターの硝子瓶のようなデザインでこれも官能的な芳香を放ちます。
で昨夜のデュミ・ブティーユは
・Savigny Les Beaune Les Bourgeots’98 Simon Bize
連日のバタバタとは行きませんで、やはりこの晩は閑散と。お越しになられる顧客の皆様も人が歩いてない!と言う台詞も何度も。
そして深夜のお越しは、結局朝方まで。ゆっくりともなりましたが、小さなボトルを。
ビーズのサヴィニーのプルミエ、しかもハーフ・ボトルは珍しく’98と言うのも面白みが。しかもこのボトルどうも他のブルゴーニュのハーフとは形状がやや異なります。ズングリとした形状でシェイプもぼったりしておりますが重厚感を感じさせられます。
非常に近年の評価も高く酒質も価格も鰻上りですが、このあたりのヴィンテージがやっと本質を感じさせる柔らかい酸の当りを感じさせられます。
ゆっくりと深夜のグラスを傾けるには、こんなサイズも珠には。

                    Sommelier R.Imamura