Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュの晩

連休をゆっくりといただきました、そして本日のお昼間は税理士さんとのミーティング。12月の結果は1月の補填の形になってしましたが、辛うじてのこの2ヶ月の戦いでした。ですが、まだ、まだまだ2月の苦戦に戦々恐々です。
そして本日もワインのオファーが、今まではFaxの原稿を見つめておりましたが新たなアイテムのIpatのお陰でクイックなオファーが僅かながら可能になったのかも?まま、もちろん担当者の方の細かいご連絡にも助けられております。それにしても躊躇して取れなかったあの銘柄は、神様に畑を貸出していたドメーヌの’88のクロ・パラントォーにリッシュブールが。神様の作かもしれないだけに・・・・・。価格も良く良く考えてみれば高くはなかったのかもしれません。
そして、出勤後のトラブルは階下のテナントさんから。以前はビストロのテナントとして見ておりましたのでレイアウトは分かるのですが、連休中に厨房のシンクでコンロの部品を浸け込んで洗浄をしていたのですが一気に流す次第ですが水漏れが階下に。慌てて階下のスタッフの方がお越しになられましたが、古いテナントビルだけに・・・・。大家さんの対応を待つ次第ですが。でも、もしそこにパソコンがあったり、ゲストがおられたりしたら一体どうなるのだろう?
で先週末のブルゴーニュの晩は
・Morey Sanit Denis’99 Louis Jado
・Pommard Les Charmots’82 Jean Michelot
・Clos de Tart’83 Mommessin
金曜日の展開よりは中盤から少しだけ動きがあったかな?そんな土曜の晩ですが、やはり懐かしいお顔もあられ一足早い春も見れたかな。
ワインリストをしっかりと見つめられた男性陣は、現実的なボトルを吟味されたような。確かに僕のリストのブルゴーニュのページは特に難しい内容かもしれません。そんな中での村名ながらも偉大なヴィンテージの’99は、近づき易い豊満な味わい。
同級生ですが、中々お越しはお一人のことがほとんどで何方か良き方がおられないのか?そんなお話も失礼ながらも何度か。そして今宵は素敵な女性を伴われて、このまま突き進んでいただければですが。このジャン・ミシュロも何時もはグラスの彼にも、やはり寄り添う方がおられれば極上の分かち合うブルゴーニュでしょうか。
そして、こちらもやや暫くでしたドクターが。遠方に出向されておられますが、今宵は何時もの綺麗どころでは無く同窓生と。それにしても、何時も思うのですが彼らは本当に育ちの良さが全体に見えると言うか。素直な上に飲み方も綺麗で、やはり育ちは大切だな・・・・・。
そんな彼らのブルゴーニュは、今宵の中でも頭一つですがやはり。開けたては、還元香ですが評論家さんたちのコメントは別としても正に腐っても鯛と言うかのグラン・クリュ。もちろん熟成の妙でもありますが、バランスの取れた味わいに’83は心地よい。ちなみに彼らはこのヴィンテージより1年若い将来にももちろん期待される産婦人科のドクターで。

                    Sommelier R.Imamura