Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

3年ぶりか

本日のお昼間は週3ノルマのジムに伺えなかった・・・・。宅配便のお兄さんに起こされたのがお昼過ぎ。時間的にもまた今週は体力的にも、やや疲れてしまっている。そして週末に続く土曜の長男の小学校の運動会に日曜の地区運動会の予定が恨めしく・・・・・。
また、先日お預かりさせていただいたワインはモエのオールド・ヴィンテージの’61’69が。そしてアルザスの最愛のマルセル・ダイスのセレクション・グラン・ノーブルの’89も。フランスのワイン商の方からのものだそうですが、以前もいただいたジャイエのブルゴーニュ・ルージュ’88も素晴らしかっただけに期待いたします。
で昨夜の久々のご来店の皆様は
・Pernand Vergelesses’95 Michel Voarick
・Moet et Chandon Grand Vintage’03
・Chateau de Myrat’96 Sauternes
・Marc de Bourgogne’99 Claude Dugat
秋の気配を感じられるのは顧客の方々の動きにも現れたり。先週は非常に難しい展開を強いられましたが今週は逆に僕の肝臓が悲鳴をあげ始めているのでも実感させられます。
また、今宵も遠方からのゲストの3年ぶりであったり2年ぶりであったりと。まま、出来れば年に1度はお顔を拝見させていただきたいものではあるのですが・・・・。
同郷の大学の先生は芸術関係で。教え子の方々を引き連れてのご利用が常ですが、今宵も。今回は意外なゲイの男の子が含まれており、個人的には苦手なもので。
コート・ド・ボーヌの愛らしさも感じさせるドメーヌのヴォアリック、’95のペルナンは想定よりは熟成感が出すぎてはおりましたが食後のまったりしたお時間にはぴったりかも。
こちらは関西圏で5店舗目のサロンを開業予定される美容師さん。奥様のご懐妊のお祝いも兼ねての京都だったようですが、若さ溢れるバイタリティに年齢は関係なくリスペクトを。
モエの焼けた年のグラン・ヴィンテージ。’03は明らかに果実の甘味が強いな。過熟ぎみなスタイルながら逆に今からでも楽しめるような。
後半にかけては紫煙をあげる時間帯でもあり。教科書通りでもありますが、ソーテルヌの貴腐は正に甘美な時間を約束してくれます。とろける甘味はシガーを誘い。
そして何よりもの逸品は遂に開けてしまいましたが、デュガの’99のマール。外観からも中々の熟成の段階を経ていっているような。まま、開けたてですのでまだまだ荒さが見えますがこれからぐっと漂う芳香は優美な姿に昇華してまいりますよ。
グラス対応ですので、たまには今宵最後の1杯を求めて如何でしょうか。

                     Sommelier R.Imamura