Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

本日のお昼間もジムに。少しだけ暑さも刺す感じが無くなりつつかな?それでもまだまだ我が家はエアコンの電源が切れない毎日ですが・・・・。
また、今日もワインが1ケースだけ。
こちらもグラス対応用のボルドーですが、カマンサックの’02が10本ほど。以前もグラス・アイテムで1ケースほど使用しましたが、現実的なボルドー・グラン・ヴァンで。ただただ、顧客の中には自分の店ではもう少し熟成したものをとのご意見もありましたが もう10年ものです。
後の2本は、カリフォルニアのオーボン・クリマのシャルドネ・サンタリタ・ヒルズ’98を。熟成したカリフォルニアは実は個人的には白の方が好みです。
そして店舗に持ち込んだ本日の1本は、昨日使用したヴィンテージ’86のボルドーを。マルゴー村のグラン・ヴァンのシャトー・ドーザック、自宅地下セラーには探せば必要なヴィンテージもまだまだ有ったかと。
で昨夜のカリフォルニアは
・Merlot Three Palms Vineyard’83 Duckhorn Vineyard Napa Valley
相変わらず難しい展開の晩でもあり、サッカー日本代表の惨敗に心寂しくなりながらも3位決定戦には必ず必勝を期したい。何せライバルの韓国との対戦なのだから。まま、いずれにしてもそんなに簡単には行かないよな。
で有難い前半のご同伴は久々の祇園町のお姉さんが。流石にお連れ頂くムッシュのお人柄も伺える方ですが上手いことカウンターバックに掲げた今月の特集のナパの地図ポスターが効果を。昨年もこの展開はござましたが、それ以上はお任せいただける辺りも凄いことかな。
ナパとおっしゃられた瞬間からこのメルローの代名詞的存在のダックホーンが頭の中に浮かんでおりました。なにせヴィンテージが’83でしたので。それにしても、こちらのお姉さんは以前何度もオーパスやセギュールなどの’83は抜栓させていただいた機会はあるものの それとなく初めてとおっしゃれる辺りも”しらこい”としか。まま、それも有難い限りですが完熟の甘みを湛えたフルーツ・トマトのような味わいにお食事も進みましょう。夏場に赤ワイン煮もどうかな?と思いますが、ワインバーの特徴にもなる上質なグラス・アイテムで詰られる赤ワインソースは濃厚です。

                Sommelier R.Imamura