Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ローヌのハート

本日のお昼間は、税理士さんとの打ち合わせ。9月決算の我社ですが、この段階までは何とか何とかのイーブンの状況のようで・・・・。株式化3期目の今季は、ほんの少しでも黒い数字の収支で終わりたい!とは思いながらもこれからの時期が中々手強い季節なのですよ。よろしくお願い致します。
また、お待ちしておりましたDRCのコルトンの’09のファースト・リリースの平行品のオファーが。一部の情報では、手が届く範囲のプライスが掲げられるとも想定しておりましたが甘い考えでした。ご依頼のムッシュもおられますが、今回の価格では見送ることに。後はサントリーさんの日本正規品のリリースが興味深い。ただ、分けていただけるかは何とも・・・・。
で、昨夜のローヌのハートは
・Cotes du Rhone Mon Coeur’04 J.L.Chave Selection
梅雨のすっきりとしないお天気に、やはり難しい展開の晩で。おそらくは同業者さんのお越しに厨房で汗だくの時間帯もございましたが、お料理を専門とされる方々にお出しさせていただくのはお恥ずかしい限りですが可能な限りのお気持ちで。前回のご利用時のエポワスの熟成しきったトロトロの状態のものが印象的だったそうですが、今回はそこまでではなくとも熟成したラングルとエポワスはございまして。後は浅蜊のワイン蒸しに鴨のコンフィ、蟹のトマトクリームソースのパスタを。
ワインはグラスワインで、マリアージュのお勉強もありましたかね?最近新たにラインナップに追加されたローヌのハートのエチケットが。
これまでは¥1,200−帯のアイテムはギガルのコート・ディ・ローヌ’94でこれまた綺麗な熟成感が持ち味のお買い得の1杯でしたが、ローヌのもう一人の特別な造り手のジャン・ルイ・シャーヴから。ネゴシアンラインのセレクションではありますが、マイ・ハートとも自身でも言う思いも込められた’04は香水のような芳香が香る濃縮した甘みを持ち味に。自宅地下セラーから5本だけの手持ちでしたのであっという間の使用にはなるとは思いますが。

                      Sommelier R.Imamura