Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ロマ・ネコンブ

本日のお昼間は久々のジムに。連休明けと言うこともあり、流石にお正月に蓄えた脂肪を落とす目的は皆さんご一緒で。雪に変わりそうなお天気の中でしたが、健康はワインを美味しく飲む最大の要素かと。
で昨夜は十日戎ではあったのですが・・・・
・Roma−Nekonbu Since’09
・Blue Stilton (Cider Brandy)
好調に新年のお祝いのようなワインが少しづつ毎晩抜栓なされておりましたが、やはり早くも閑散とする晩も。ゲストのお越しが少ないと一段と店内の寒さも厳しく感じられます。
そんな中ですが今回は食材を。
お一つ目は食材と言っては?なのですが上手いこと造ったな!のようは”すこんぶ”です。パッケージも完全にDRCのそれで。以前からこの存在はゲストの方からお伺いしておりましたが、手に入れる機会がなかったのですが年末にアマゾンで見つけて直ぐクリックしました。
”北海道産根昆布を赤ワインビネガーでやわらかに仕上げたすこんぶ”のロマ・ネコンブは、まま美味しいすこんぶでした。それ以上コメントし難い・・・・・。
でこちらは胸を張ってのチーズなのですが、イギリスが誇る3大ブルーチーズのひとつスティルトンをサイダー・ブランディーで熟成させたもの。昨年末にオファーがあり、内容量は非常に少ないのですがパッケージが陶器のポットになっており衝動買いを。
こちらはサイダー・ブランディーとはカルヴァドスのことで林檎のブランディーなのですが、通常のスティルトンよりも幾分乾いた印象ですが流石に濃密で複雑な味わいが。昨夜のゲストは、こちら以外のチーズも合わせて2皿のおかわりをご所望でしたのでこちらも添えて差し上げて。
実は本日昨夜の下げておいただけで洗えていないチーズのお皿からは、懐かしい香りが湧き上がっていました。イタリア料理店で働いていたころに偶に入荷されていたバローロの絞りかすに付け込まれたフォルマッジョにそっくりで。濃密でやや口中を弾ける様な味わいはワインならずともお酒が恋しくなる逸品。
でも昨夜のゲストはグラスで2杯ほどしか飲まれなかったですが・・・・・・。まま。

                      Sommelier R.Imamura