Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’89’78

週末に差し掛かると酒量が多かった週は、背中が痛くなるものです。何時もは肝臓回りなのかな?そんな印象ですが、今回はどうも以前のヘルニアの恐怖に近い辺りが。
ワインとシガーの影響は大でしょうが、未だにお風呂上りは扇風機に当たる習慣は危険かもしれない。ジムでも自宅でも12月でも利用してるからな。
で金曜の晩は
・Chateauneuf du Pape Barbe Rac’89 M.Chapoutier
・Chateau Clerc Millon’94 Pauillac
・Bourgogne’85 Nicolas Potel
・Volnay 1er’78 Louis Latour
中盤からのゆっくりスタートでしたが、時節柄なのか一時カウンターを占拠していただきながらもニュージーランドソーヴィニヨン・ブラン1本の思惑違いな嵐もございましたが。まあ、お席が有る限りは構わないか。
星付き店のオーナーさんは、今宵も共通の税理士さんを伴われ。意外に前回の惨事を一番覚えておられなかったのが、お堅い生業の方なのも面白いですが。
バルブラックの熟成、中々見かけないな?この季節にはばっちりのスパイシーさと豊満な果実味にムスクのエッセンス。思わずのコヒーバの30周年のアニバーサリーモデルのチャーチルを甘えてしまいましたが、後半に影響があるのは言うまでも有りません。
珍しい時間帯のドクターでしたが、結局その後の行動は読める感じではありましたが。
男性陣のみでしたらボルドーのやや強めの段階にあるボトルで十分と思われます。泌尿器科の若手を携えての難しい精神論には妖艶なブルゴーニュなどではなく、ほろ苦いシャトーにて。
やや、閉じこもっていたな?’85は以前は全開の味わいだったのに。完全に好みをブルゴーニュにシフトされたマダムは、やや手強くも後半は中々綺麗に花開く感じで。待てるか待てないかも、想定してセレクトしなくてはいけない。
同姓の方をお連れ頂きましたが、そんなことも有るでしょう。やや、お疲れのようで柔らかく繊細な段階に入ったヴォルネイのプルミエも、男性の方が進まれていない様子でしたが。確かに機会が無ければ、出会うことも稀有な存在でしょうか。相変わらずの困ったときのルイ・ラトゥールで。

Sommelier R.Imamura