Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵解禁

今夜と言いますか、今宵深夜0:00に今年2010年のボージョレ・ヌーヴォーが解禁いたします。
今年もここ数年同様に、ルイ・ジャド社のヴィラージュの3Lを1本だけですがご準備を。昨年は確か木箱に詰められていたのに今年は段ボールの箱にだけ。コスト・ダウンは明確に測れるでしょうが豪華さにはやはり。
昨年もこの週末にかけて使い切った3Lですが、今年は如何なものでしょう?当然ながら、2日程前に届けられたこのボトル私個人もフライングはいたしておりません。ですのでお味のところも僕自身も今年の出来はテイスティングまで未知数で。
また、気になるのは今年はどの位の量のヌーヴォーが日本国内に輸入されているのでしょう?昨年は最大のピークの25%にまで落ち込んだらしいですが、生産者にとってはおそらく最も甘い蜜のこの新酒。幾分、成熟した感のある日本市場での動向も今後の仕入れにも反映されるものでしょう。
ちなみにそうだな、10年近く前ではまだ二つのフロアがありましたが10Lの樽とボトル24本くらいは仕入れてパーティーの時もありましたが。
そんなご時世ながらも香港では、またもや景気の良いお話が。チャリティー利用とは言いながらも900gの白トリュフに1200万円ほどの値が付けられたようです。うーん、中古の物件なら買えるでしょうから。幾ら大きいとは言えアルバ産の白トリュフ1つに。濃密な香りに包まれる至福の時なのでしょうが。
もうひとつの話題は、忘れておりました西村さんと共同購入したブルゴーニュのトップ生産者のチャリティーでのコラボレーション・マグナム・ボトル。デュジャック、DRC、ルフレーブ、ジャドなどトップ生産者が仕込む’09のプルミエ・クラスの限定1000本のもの。1年前くらいに西村さんに¥200,000−くらい渡したような記憶が微かに。忘れたら大変ですが昨年はそんな衝動買いもしていた模様で。
ちなみに’09の出来がかなり良いだろうと言うことも大きな期待です。

何とも閑散とした昨夜でしたので、本当の”つぶやき”でもよろしいでしょうか?

           Sommelier R.Imamura