Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

解禁の晩

昨夜は書き込みが、良い意味で出来なく。
ですので、まずは解禁の晩のヌーヴォーを。
・Zinfandel’03 Old Wave Sonoma Valley
・Philipponat Royale Reserve
・Satisfaction’07 Celebrity Cellars
・Beaujolaise Villages Premeur’10 Louis Jado
知ってか知らずか、ゲストの皆様は寒空に誘われてワインを飲みに。今宵深夜の新種の解禁をご存じだったのは、何時ものドクターの皆様だけだったかもしれません。
どうやら京都エリアでのお仕事を見つけられたのでしょうか?上司の方も伴われてでしたが、やっと判明したお勤め先は既に何人かの方々もご利用いただけている外資系の。と言うことは去年あたりに撤退された方がおられたので、こちらの皆様は新たにクライアントの開拓に成功されたのでしょう。
サーファーの彼が仕込むこのジンファンデル、濃密でパワフルながらもスムースなタンニンがティピカルです。エチケットの画材は好みがありますが。
海外の方が4名ですとカウンターは、占拠していただくかのような印象に。フィリッポナのNVは、正規代理店の変更等でどうやら入手が未だ。そんなこととは露知らずでしたが、やや熟成され落ち着いたボトルはボリバーのトルぺド型のシガーを燻らすムッシュには至高の一時かもしれません。
ヌーヴォー目当ての何時ものドクター、解禁の0:00まではしばしサティスファクションを。
普段から’00をこえるものはほとんどお出ししない僕ですが今宵は気が付けばの若いワインばかりに。後のヌーヴォーも含めて。
ローリング・ストーンズをフューチャーしたこのボトル、やはり空き瓶をこれ見よがしに作戦は成功もあるのです。次男が生まれたヴィンテージは未だ赤子同然で。
結局僕を含めて7人で3Lの今年のヌーヴォーは、このン晩飲みきられてしまいました。まさかとも思いましたが、流石に彼らの酒量は計り知れず。もちろんジュース同然に飲み込むボージョレだけに致し方ない所も。
今年の新酒も例年同様の出来かと。
1年に一晩くらい、普段と異なる味わいのワインもよろしいのでは?

         Sommelier R.Imamura