Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

若いワイン

祇園木屋町の風俗店の案内所の閉鎖のニュースが。夜の花街と言う意味では、ここ数年で大分数の増えられた案内所の存在に関しては僕自身も明確な考えが持てていないのは事実かもしれません。
僕自身はお世話になることは全くないのですが、この町でビジネスをされる中での私の顧客の方々の考え方もまた考慮しなければならないので・・・。
ただ、個人的には自身の店舗の周りには存在は否定したい。どこか限定された区画にて。
ただ、来月から施行の条例にどれ程の効力がありまた逆効果が無いことを祈りたい。
で昨夜の若くて美味しいワインは
・Nuits Saint Georges’85 Clos Frantin
・Saint Aubin Les Pitangerets’99 Louis Carillon
・Pinot Noir’05 Pisoni Estate Santa Lucia Highlands
・Pommard’80 Henri Boillot
中盤から何か手を焼く?そんな感じの方のお相手もございましたが、久々のムッシュが。
この時代のビショーは、今でこそカジュアルな印象ながらもしっかりとしたワイン造りが感じられます。まあ、ヴィンテージの秀逸さに感服しているだけなのかもしれませんが。
今宵は久々のゲストも。アメリカ人の方ではありますが、日本の伝統文化などに於いては日本人以上にそんな美術館の館長さんは以前偶然すれ違った休日のお昼間に我が子2人を紹介しなかったことに随分ねちねちと。次回は必ずお声をおかけいたします。お仕事中にお見受けしたのですもの。
東京からとんぼ返りのマダム、お土産は毎度ありがとうございます。
ルイ・カリヨンの赤は珍しいな、軽い気持ちでも楽しめるチャーミングさも偶には。
何かのご縁でしょうが、ご紹介いただいた方々は時間差で。それにしても年齢的にはほぼ同い年ではありますが、皆様凄いビジネスをされており。
無借金での自社ビルを自身のお力で建てられたムッシュは、大学院も卒業を。そんな折で若いワイン!とのリクエストには久々のカリフォルニアを。ネチッとしたピノ・ノワールは、〆を飾ったアンリ・ボワイヨの美しくも妖艶なブルゴーニュの熟成との余りにも異なる異母姉妹のようで。
まあ、ですが正しくそんなセレクトでもあり使用が理に叶う産地のバリエーションかと。Sommelier R.Imamura