Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

相変わらずスロースターター

本日のお昼は、長男の小学校の行事で次男以外は8:00過ぎには出かけて。お留守番の二人ではありましたが、流石にまだ眠くダイニングのソファーで二度寝を。まだ、お昼間は暑さすらで扇風機にあたるのはただの暑がりでしょうか?
また、何となく見ていたテレビがフレンチの鉄人のお店でのお食事でのままアラカルトの値段当のような番組で。何度か料理人さんが毎回変わられるのですが見たこともありますが、特に今回は真剣さも色々でしょうが芸能人の皆さんの金銭感覚と言うか崩壊は否めない印象が。
まま、正直僕もワインの仕入れ時のこの感覚はもはや5年以上前から異常になっているかもしれませんが。
で、昨夜のブルゴーニュ
・Bourgogne Leroy’90
・Nuits Saint Georges’86 Clos Frantin
10月になり、時節柄と言いますか温習会を楽しまれる京都以外の方のご利用が早くも。
ああ、それにしても何時もの芸妓さん4日にお約束をさせていただいたのですが未だチケットが届かず。お忙しいでしょうが・・・・。
で後半ながらも一時的に華やかな花街の様相で。ただ、相変わらずヴィンテージ’90の舞妓さんは門限を破られ今宵も怖いもう御婆ちゃんぐらいの方から”ほんまどすか?”のお電話は耳の保養には程遠く。
それにしても、もう’90年代のヴィンテージを意識していかなければならない時代ですか。’91’92くらいを除けば、まだまだ本来の頂きまで到達していないボトルがプレミアム・ワインではほとんどでしょう。
まま、今回の’90はジェネリック合わせて村名クラスまではしばし早い目覚めもよろしいでしょう。
お次は’86、比較的お茶屋遊びをされる方々は僕には銘柄指定は中々していただけず。ですので、もちろん味わいにそこに流れる物語、そして最終のご請求には有る意味神経を使わなければいけない所でしょう。
そんな時にもこのクロ・フランタンは、素晴らしくクスト・パフォーマンスに秀でており。流石のマダムの’90もヴィンテージは違えど村名には敵わない深遠さの差が。まま、彼女のニュイ・サン・ジョルジュ’86ならば価格は倍か。
さて、土曜の晩は如何に?

           Sommelier R.Imamura