Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

やはりブルゴーニュ

早くも南半球のチリから2010年の新種がリリースされているようです。スペインでも優良な生産者のトーレスが、国を変えて挑むワイナリーからですがロゼの爽やかな銘柄のようです。
おそらくは今年も作柄としては良い出来になりそうなヴィンテージの印象ですが、一応今年も私はルイ・ジャドの3Lのボージョレ・ヴィラージュをいただく予定です。11月の第3木曜日ですので、店舗の営業上は第3水曜の深夜0:00からの扱いになりますが。
まま、昨年もそろそろ下火も感もあるヌーヴォー。ですが、振る舞い酒も含めてその解禁の週末で3Lは無くなります。今年は如何な出来でしょうか?
で昨夜の11:00ごろからの実質的な営業は
・Bourgogne’04 Domaine Leroy
・Volnay 1er’91 Michel Lafarge
・Taittinger Brut’90
・Savigny Les Beaune’83 Antonin Guyon
鳴かず飛ばずの前半でしたが、中盤から久々のドクターは念願の飲み友達のお時間を。
今や希少なボトルにもなっているのでは?の’04のマダムのブルゴーニュ・ルージュ。これにも村名クラスの葡萄が多分に含まれており、個人的にも数年前に購入した際も価格はゆうに¥10,000−を超えるものでした。
ですが未だこのジェネリックは、未体験でしたので興味もあり。香りの立ち方はやはりマダムの特有のパフュームには違いありませんでしたが、まま幾分タンニンの熟れ具合は優雅には行きついてはおらずかな。
シガーの陶酔もあり、結局3人で2本目に。確かこのドメーヌなんかはお好きなのでは?のラファルジュ、個人的には地味な存在のような気もいたしますが’91のプルミエとなればやはり出来は中々のものです。ヴィンテージで比較は難しくはなりますが、やはりそうだな熟成したワインの方が好みかな。今回は。
もう今夜は終わりかな?そんな時間を葉巻の竹川さんと過ごしていますと何時もの皆様が。
テタンジェの’90は何時も通り。やや冷やしめの温度ではありましたが、シャンパーニュの熟成は何とも不思議な極上の味わいかと。ちなみに今月の特集のオールドのモエは、ほぼ欠品へと。
赤はアントナン・ギヨン。今回は色々と存じていないドメーヌにも手を出しましたが、やはり彼らのように馴染みの有る名前のボトルには間違えがございません。R