Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

律儀に

本日のお昼間は、ジムに。日中は場合によってはTシャツ姿でも十分なお天気の先頃でしたが今日はよく解らないくらいの涼しさで。明日からもまた冷え込むようなお話に体調の管理も大切で。
まあ、幸いな事としては本日またもやワインが3ケースほど。出しては、また入荷するボトルの数に自宅地下セラーは本当にその存在を遺憾なく発揮してくれております。
で昨夜のワインは
・Puligny Montrachet Champ Canet’86 Etienne Sauzet
先日のロマネ・コンティ’61の記憶も未だ鮮明ながらも律儀に主催者の料理人さんは、今宵もご家族を引き連れて。まあ、もうひとつの大きな名目としては私のデジタル・カメラを他のゲストの方が間違えて持って帰られ。
そのお届けも兼てのお電話でしたが、何のことは無いお忘れになられ。まあ、何時でもよろしいのですが。
さて、それにしてもこちらのお子さん達がまた3人姉妹で手の付けられない我が子達とは違い本当に愛らしいもので。前半のご利用に偶々ご了承をいただいて隣に掛けられたお坊さん方も幾分賑やかながらも良く良く躾をされた彼女達に笑顔は絶えず。
ワインは彼曰く、もう当分何も飲めない!そんな表現も有られましたが、個人的にはあれは特別な世界で別の世界感を持ち合わせながらのほうが。
で状態には、多少の問題を抱えてはいながらも先日のもう1本のボトルの味わいに前向きな印象を得たソゼの熟成。
リストからは遭えてグラン・クリュをお探しいただくお気持ちは嬉しくもありますが中々気難しい彼には色々な意味でまたワインに触れていただければ。生意気ではありますが、お許しください。
前回に立ち上がる、カカオの熟成香は先代の造りのスタイルを表現しており近年の代替わりしたものとはまた違った印象も当然ながら。
余韻にややネガティブな姿も見え隠れしますが、それもまたこのワインの辿ってきた本来の姿。ご理解は金銭的には、難しいかもしれませんが個人的にはこういったものも知る経験値が求められるお立場かと。
十分、美味しいですが・・・・・。
また、これに味を占められたようで今度はモンラッシェでやりますか?とも有りましたが、そうね良いかもしれません。上手く行けばですが。

           Sommelier R.Imamura