Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Bollanger’03

相変わらずの鼻タレです。それでも昨夜のワインを汗に変えるためにジムへ。本日はカーリングは惨敗で、フィギアに皆様の視線は早くも。アメリカ代表の子と真央ちゃんは、上手でしたがやはり私には残念ではありましたがキム・ヨナさんの本番でのメークでの変身と香り立つ大人の色気に完全に負けてしまっていたような・・・。007のテーマと言うのもハウス・シャンパーニュの流れに変わらず圧倒されてしまったような。
ですが若い女の子が、あのプレッシャーの中で頑張れることに対しても応援したく。
さて、昨夜の後半は異常に酔ってしまったような
・Bollinger Brut by’03
・Chateauneuf du Pape’96 Henri Bonneau
中盤から微妙な女性陣のお相手に、まだまだ女性のお気持ちは良く解からんな?そんな後を引いておりましたが、後半は何時ものムッシュのお食事を兼ねたご利用に結局飲み友達のように。
やはり酔いが感じられるのは、本当に酔ってもおりますが花粉症の影響もございましょう。
来月に予定しているロースト・ビーフに舌鼓を打っていただきながらのボランジェの変り種の’03の特別キュヴェ。個人的には3本セットをまだまだ寝かせているところでしたが、西村さんのオファーに思わず。アフリカのように焼けたヴィンテージの’03でしたが、このボトルの豪華なパッケージのデザインには冬の雪に覆われたボランジェの葡萄畑が。まあ、特別な変わった天候の年だったと言う事でしょう。味わいも予想通りあまり冷やしすぎず、膨らみを感じさせてあげるようなサーヴィスで若さの中にも充実したエキス分を感じさせる上質な1本では。
どうやらドーヌにもご理解がありそうでしたので、何時もはブルゴーニュですが今宵も洗練されたアンリ・ボノーを。どちらかと言うとそれでもブルゴーニュ・タッチの彼ですが、やはり特有のスパイシーさにも感じられ徐々にお好みに。確かに’96は飲み頃でもありますが、のっけからではないでしょうから言わんとされることは。
まあ、ただ日本国内ではほとんど手に入らないと思われていた彼のボトルが最近は少しづつあったりもしましたので本当に素晴らしい時代とも思われます。景気に関しては微妙ですが、世界上の極上のワインに出会える成熟した段階にあることは間違えないかと。 
Sommelier R.Imamura