Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

やはり2,8

本日は昨夜の様子を表すかのように早くに目がぱっちりと。月末のデスク・ワークも抱えておりましたので、それも原因かもしれませんが思い切ってベットから抜け出し。
ついでのように時間がございましたので、散髪も。格好のトライアンフ日和、薄着も可能な感じの小春日和にお腹だけパツパツのライダース・ジャケットを。まあ、冷静に考えれば高校生の時に購入した革のジャケットのサイズが変わらず着用出来るのも色々な面で微妙でしょうが・・。
で、気が付けば2月も終わってしまう状況に結果は何とも厳しき数字に成ってしまいそうですが
・Cote de Rhone’98 E.Guigal
先日、顧客の方とお話の中でネット上の書き込みについての。出資されている販売店さんにて、架空の書き込みをされ楽天さんからやんわりとご指示をいただかれたそうなのです。まま、ビジネスですのでモラルの範囲内ならば良いのかもしれませんが。
で、私のこの”つぶやき”に関しても正直多少は面白可笑しくも書ければ、とは思いますがワインの銘柄などに関しては全て現実で。
ですので、やはり偶にはお書きするのこともないなあ。そんな晩もございまして。
ま、それでも何かしらアプローチ出来ないかな?とは何時も思います。
で、何とも5年ぶりとのお話をされたムッツシュは嘗てお世話になりました亡くなられたその時分のオーナーさんのお話をされ。私自身も”ああ”と思い出しながらもそんな意外に波乱に満ちたこの”ぶどうの蔵”の歴史も感じさせられましたが。
今宵は愛らしくのギガルのコート・ディ・ローヌなのですが、量販店さんでもこの銘柄は赤・白合わせて非常に良く良く見かけられるのでは。と言った意味でも確かに味わいも中々のものです。
で、今回は私のワインバーでは流石に現行に近いヴィンテージでは芸がございませんので熟成した’98を。個人的にもテイスティングを兼ての使用でしたが、これまた流石の味わいなのです。柔らかく熟成した味わいは、ブルゴーニュのようでもあり愛らしいチェリーのニュアンスを感じさせながらも余韻にローヌ特有の粗目のような甘みも。
グラスでの使用を想定した銘柄ながらも、十二分にボトルでのお楽しみにも耐えかねる1本では。
この味わいならば、正直一般の皆様がご自宅でお楽しみになられるデイリー・ワインとしてもかなりの優等生かと。
Sommelier R.Imamura