Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

貸し切り

本日もお昼はゆっくりと。お薬で出す汗と書いてしまうと勘違いされてしまうご時勢ですが、ジムでの有酸素運動を完全に1週間お休みしてしまうことに為ってしまいました。来週は復帰したいものです。
我が家のシャルドネメルローは完全に今年は実が付かない失敗におわりましたが、房なりでいただいたキャンベル・アーリーは色付きが進み本日一房摘みとり次男に。葡萄好きの彼は小さな粒をそのまま種までごりごり言わせながらも上手に食べており、長男のいない間に独占の幸福をしばし。
さて、昨夜の完全に貸し切り状態に為ってしまったお盆の晩は
・Meursault Clos des Perrieres’96 Albert Grivault
・Vosne Rpmanee’94 Philippe Charlopin Parizot
・Gosset Grand Millesime’89
・Moet et Chandon Brut Imperial
・Besserat de Bellefon Brut
久しぶりになりましたのワインラヴァーのお三方は結局最初から最後までのような感じにて。ただただ、やや厳しめのディスカウントには為ってしまいましたがこんな晩に気を許す方々が沢山お飲みいただけるのは有り難い限りです。まあ、私自身での飲み代も多かったと思われますし。
お取りしておいたクロ・ド・ペリエール’96、心地良いモカのニュアンスの出し方が本当に上手な造り手だと思う。ドの付く手持ちはもう無くなりました探さねば。
パリゾ、中々見つからず私が扱うべきヴィンテージは市場にはあったとしてもとてもとてもなもので。なのが最近は少しづつ見つかるのも意外で極上のヴィンテージとはいきませんが、らしさを感じさせるとても洗練された柔らかい味わい。余韻が非常にエレガントで酸の密度は高いもののそれをきつく感じさせない辺りが造り手の妙でしょう。
後半はシャンパーニュを。断然、当たり前ですがゴッセのグラン・ミレジムとまで名付けておりますので!ただ、お好みはそれぞれのようでした。モエ、ベセラ・ド・ベラフォンの2本のハーフのヴィンテージ・ボトルは30年の熟成を経ており綺麗ではあるのですがこれも個人的には急降下の味わいで。ただ、こちらの方が〆に楽だとも。個人の嗜好ですのでこれはこれで楽しいものです。意外にあっという間に無くなってしまいそうです。 R