Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

一足早くお盆休みを

三連休いただいました、この間にお誕生日の方もおられたようで内心ドキドキしておりますが申し訳ございません。
ゆっくりの里帰りのはずが、お恥ずかしながらの夏風邪で9℃台の熱に魘されインフルエンザではないことを確認の上の新幹線での地獄の帰京になりました。それにしても普段はそれほどですが冷凍庫の中に放り込まれたような車内の温度に一人、父に借りた上下のウインド・ブレーカーで。
なので今回はワインを!などの余裕すらなく。日頃の行いなのでしょうか。
さて、連休前の素晴らしいワイン達は
・Burlenberg’99 Marcel Daiss
・Chateauneuf du Pape’96 Henri Bonneau
・Chateau Musar Blanc’95 Gaston Hochar
・Montrachet’95 Louis Latour
・Moet et Chandon Brut Imperial
・Gevrey Chambertin’90 Armand Rousseau
・Chassagne Montrachet’79 Antonin Rodet
体調不良の中のお越しは有り難く、ですがダイスの稀少なピノ・ノワールはブショネ。ほんの少しの感じ取れ方ではありましたが。
でアンリ・ボノー、レイヤスほどのムンムンではないですが綺麗な感の彼のヌフは淡い思いでも。
女性お三方のお隣のお越しに勢いが付かれ、結局ミューザールの個性的な白にモンラッシェが。若ささえ、そんな気持ちながらもやはり素晴らしき白の最高峰。
おまけにモエ、通常はここには登場しないランクの銘柄ながらもこちらはランすにて30年の熟成ものらしく。確かに熟成はしておりました、面白みはございます、ただやはりノン・ヴィンテージなのだと。
後半はドクター方が、ルソーの極上のジュヴレ’90。村名ながらも造り手とヴィンテージの絡み合う極上の1本は今月のお楽しみの1本で。
やはりそれだけでは終われません。何処かしら見直されるべきアントナン・ロデ。酸の高いシャサーニュの赤ながらもこの熟成は、明日からの連休に備えることなど出切るわけのないグラス散乱状態に止めを。
事実、ワイングラスはお恥ずかしながらも本日早めの出勤にて30分の時間を捻出して70脚くらいの拭き上げでした。
本日からまたまたよろしくお願いいたします。
Sommelier R