Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュ

休日は長男のボーイスカウトが朝からとダイレクトメールのポスティング、トライアンフでの長男とのタンデムながらも帰りは雨宿りの必要もあり。そして夕飯は鰻割烹”まえはら”さんへと。
本日のお昼もジムから帰ると暑さの為か自宅ベランダでのちっちゃいプールでしばしのくつろぎではありましたが銀行にカードを忘れていて呼び出されたりと何とも落ち着かない休み疲れの出勤です。
さて、先週末の素晴らしいシャンパーニュ達は
・Louis Roederer Brut’83
・Veuve Clicquot Ponsardin Carte or’79
・Alfred Gratien Cuvee Paradis Rose
・Suntory Chateau Lion Vin Blsnc’66
待ち人を待つような前半のゲストのお相手をしている私でしたが、グラスワインでもこの方のようにかなりの杯数を飲まれると中々の額になるものです。まあ、ボトルだったとしても数本は飲まれるでしょうから変わらないのですが。
で待ち人のように久々のドクターが。同級生の皆さんのようでしたが、見かけではお人は判断できない年齢感で。
お取り置きのルイ・ロデレール’83はやはり流石の綺麗な熟成を。変わらない清潔感で素直に美味しく。
後半はそれにしても過激なワインラヴァーなムッシュは今回も中々信じていただけず。’79のクリコはテイスティング時に、ひょっとしたら?とはお伝えしたのでそれもあるかもしれませんが濃密なアモンティリャードのアーモンド香が全開でかなり進み方も激しく。ただ、これは好みが問われるところだけに難しいですが。数回、グラスを傾けた後にはご理解いただけた節もございましたが2本目のサルフレッド・グラシアンのキュヴェ・パラディ・ロゼが熟成の真価を逆に示してくれました。ロゼも素晴らしいのですが、杉本彩のような妖艶さと深い味わいは正直。ありがたい2本の試飲のようで。
で気を良くしたのか、アフターのゲストに食傷したのか’66のサントリーの白を。これまた期待以上の国産ワインで特に白の生きがここまで!との感じに。一応、プルミエ・グラン・クリュとの記載でそうね今宵の流れからは十分過ぎる満足感。
で先生ラターシュ’86は如何しましょう?前半の”誰にも売ってはいけません!”の口調からは想像出来ない酔われたお声でしたが、微妙に可愛かったけど。R