Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

後半にかけて

眼科に行って参りました、まあ”ものもらい”のようで。プールも行きましたので。かなり症状はひどいようで長引くかもしれないお話ではありましたが、とにかく黒目に傷が付かないように意識を。
で、本日のお昼はジョーズ3を見てしまい終わってしまいました。一応、8月のダイレクト・メールの宛名刷りも合わせて終わらせましたが。
さて、昨夜のフランス至上主義のワインバーでは
・Krug Grande Cuvee Brut
・Riesling Hengst’96 Josmeyer
・Bonnes Mares’82 Pierre Ponnelle
・Chambertin Clos de Beze’86 P.Damoy
中盤から気が付けばゲストを呼ぶ福の神のような形でお席は埋まっておりましたが、相変わらず極端なお人の動きで。で先日、厳しいつっこみでお客様の紹介の為されていなかった近所のクラブのママさんのことを思い出しご紹介を。ただ、こちらもこの時間帯はお席はいっぱいだったようで。どちら様も一時の掻き入れ時のご様子で。
ご結婚のお祝いのクリュッグは正に。流石に安定感は認めざるを得ず、ボランジェのやや上を行くクリーミーさは価格がはっきりと代弁してくれており。
後半の素晴らしいワインの流れは週末も極上を供にさせていただいたムッシュから。アルザス、最近はこの方ぐらいとしか飲み込んでいないような。確かに色々な意味で疲労を覚える臓器にも優しく迫るリースリングの浮遊感は、本当の意味でのワイン通を覗わせる。
こちらも土曜からのムッシュ、マダムの試験終了を兼て今宵はやはり終わらない晩に。
ブルゴーニュ2本でしたが、お利口なグラン・クリュは残されているのですね。まあ、確かに造り手に於いては他のビッグ・ネームならば恐ろしいことになりますがそれ以上に意味有るパフォーマンスかと。
ボンヌ・マール、近隣の特級畑に比べると幾分地味な存在の気がするのは否めませんが、有る意味最も見過ごされたグラン・クリュでは。シャンベルタンのようでもありモレの良さも持ち得、ミュジニにも双璧な姿には、この辺りに熟成からやっとシナモンや紅茶のニュアンスを漂わせ。個人的には’82はブルゴーニュの方が好きだ。
やはり1杯などでは終わらない、しかもハーフでも逃げ切れないことも何度かの経験で理解いたしました。今宵のマダムの酔い加減ではボトルを贅沢に。