Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

’89’85’78

相変わらずの毎日の酔っ払いではありますが、何とかお昼間のジム通いは昨夜のワインの血中濃度を低下させてくれてはいないのだろうか?
気分的には随分すっきりとはするのですが、夏休みの大学生さんの登場にジムも儲かっているようで。
さて、祇園祭の流れで浴衣姿の女性陣の華やかさにカウンターも
・Baron de Rothschild Blanc de Blancs
・Corton’96 Louis Latour
・Nuits St Georges’78 Eduard Mahler
・Chateau Pouget’94 Margaux
・Jacques Beaufort Brut’89
・Barbaresco’85 Gaja
・Puligny Montrachet Champ Gain’78 Leroy
前半から意外に動き出し後半はやや疲れも。
今宵はお早い切り上げでしたが残り僅かのロートシルトの新製品をお試しに。生牡蠣とは贅沢な。
薄い?賛否が問われるブルゴーニュながらも嗜好品の難しさも。最も難しいのはマダムがブルゴーニュをお好みでムッシュボルドーに愛情を捧げるお二人の場合かと。
連日ながらも今宵はブルゴーニュを。やや祇園疲れを私はしておりますが、避けては通れない彼女達かと。偉大な’78にお生まれのマダムにはひたすらひれ伏すしかなさそうで。
熱帯魚ラヴァーのムッシュの未知のお話に少なからずの興味を。琵琶湖は危険水域とも言われましたが、去年も泳いだけど。正にセラーで寝かせたプージェは懐かしさのボトルながらまだまだ元気で。
後半の施錠は今宵の〆に導かれたムッシュにより。林檎ジャムをすら想像させるふくよかで濃密なシャンパーニュは、ジャック・ボーフォールにも。
’85か、マダムのお誕生日にはガヤが選ばれ。お任せしましたが意外な展開は否めず。素晴らしいに決まっている。
最終は’78の白を。流石に彼女の目利きはワインの概念を覆すものも多数経験済みです。このプルミエながらも30年の月日はデキャンタージュ後のモカのニュアンスに官能美を。もし、グラン・クリュならば贅沢と憧れは個人的に尽きません。微妙ながらも今宵のムッシュはもう大体ワインはこのくらいで多少の世界観をとのこと。一般的にはそうなのでしょうか?解からないではないですが様々なシュチュエーションの中今後も極上をお届けさせていただきたい!