Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

情熱

ステロイドと言うやつでしょうか?昨日の首筋の腫れも幾分穏やかに。まあ、一昨日の休肝日のような日と体を休めたのも大きな要因なのでしょうが昨日のドクターからは”悪いことしたでしょう?”そんな感染症を指摘されましたが・・・・・。
さて、相変わらず女性のゲストの比率があがらないほとんどが紳士の皆様のカウンターで
・Clos du Marques’91 St Julien
・Chateau Montrose’76 St Estephe
・Chassagne Montrachet Les Ruchottes’99 Ramonet
・Zinfandel’03 Old Wave
最近はホステスさんのソムリエ資格のお姉さん方も多く、こちらのお姉さんも今年の試験を控えておられ猛勉強中。相変わらずのブラインドでの正解率はいまいちながらも将来を見据えての努力には感心いたします。
ただ、個人的にはこんなおじさんソムリエは体力的にも日々楽しみながらも楽ではございませんで、失礼ながら女性には中々の重労働かと。ましてや開業される形ならばなお更。
ちなみにラス・カーズのセカンドはクロ・ド・マルキ。’91は個人的にはしなやかで正に伯爵的な畑かと。こう言った、ワイン名にも意味が含まれており。
取り付かれるような情熱はローヌのジャック・レイノーに捧げられたもので。個人輸入までされアメリカ周りのシャトーヌフ・デュパープをしかも’81’88など珠玉の逸品を。涎物の垂涎のワインは私のお預かりになりましたが’94を分けていただき新たに’78のオーダーをお願いしましたが。
で今宵はモンローズを’76を熟成したサンテステフは篭る土の香りは穏やかになりつつもスーボワですな。綺麗な甘みに来るレイノーを横目に。
2本目はラモネ、ハーフながらもやや厳しい環境に置かれていたのが乱暴ですが逆に素晴らしいモカのニュアンスを。白は心落ち着かせてくれ。
最終はドクターでしたが今宵はお三方で、サーファーだった彼のジンファンデルは濃密にして正にカシス。何よりも愛らしいコルクをサーファーに模したデザインのエチケットは心擽る1本かと。

       Sommelier R.Imamura