Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

正に極上の

辛すぎる花粉症に薬局のおじさんの巧みな話術に目薬も。今年は異常に目の症状が。去り際に”お酒は控えてください”との一言に諦めを。
さて先週末は2月の苦しみを帳消しにしていただけるほどの顧客の皆様が。改めて2月もご愛顧いただきました皆様に感謝の気持ちを。控えめに前年を右肩上がりの2月でした。滑り込みで。
・Kistler Datton Ranch Chardonnay’92
・Screeming Eagle’98
・Meiden’99 Harlan Estate
・Chateau La Mission Haut Brion’91 Graves
・Darmaji’91 Gaja
・Domus Aurea’97 Quebrada de Macul
・Savigny les Beauna’59 C.Martenot
嵐のような晩でした。やはり最後までやってみなくては解からない私のワインバーは前回のキャンセルを帳消しに、と言えば失礼ですがいつもながら甘えさせていただきすみません。
マダムの一言以外にも今回は一度お試しになられたいカリフォルニアの特別があられたので。
個人的には今宵最も好みの味わいのキスラーの熟成したシャルドネ。若い頃は全ての味わいが爆発しており纏まりの無さを露呈するものの、今宵は膝まずいて飲んでも良かったのでは?
数十万クラスのボトルは世界中でもそれほど存在しないかと。カリフォルニアの正に最も高価なボトル、スクリーミング・イーグル。’98は二度目の経験でしたがやはりボルドーの面影が。個人的には洗練の様子でしたが、価格も考えればハーランの存在が大きく。
で、メイデンを。’99は弟分ながらも香りの存在感は劣らない素晴らしさを。おそらく頂いた数字は七分の一くらいでしょうが。
ただ、やはりお飲みに為られた経験はきっと貴重なものかと。おそらく限られた方にしか手に入らない1本なのは事実で。何時もながらありがとうございます。   つづく