Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

またですか

月曜日は先週もブレーキをかける厳しい曜日でしたが、昨夜も同様に。なんだかんだと言いながらも結局は何か1本くらいは素晴らしいワインを飲み込んでいるものですが昨夜は本当に閑散と。シガーの仕入れなど経費の出費は相変わらず大きなものでマネー・クリップからは羽がはえて・・・・・。
売上の滞りは自転車操業のような私には、悩ましく。辛うじて賑やかにしてくれた芸妓さんの存在は、何となく救われるものではありましたがそれ以上でもそれ以下でも。
ですので本日はシガーについてでも。毎晩のように男のアロマテラピーとでも言いますか、紫煙は精神的に満たしてくれるもので。特にワインの体内濃度が上がれば上がるほど口寂しくなるもので。個人的には少し長めで太い形状のロブスト・サイズが楽しみを最大限に引き出せる気がいたしますが。銘柄もパルタガス・セリエDの4番なんかが。後はロバイナやダヴィドフの2番などキューバにだけ固執する感覚も毛頭ございません。
ゲストにはやはり限られた顧客層の決まった方のご利用が多く。なにせ1本¥1,200くらいからのスタートですし、当然ではありますが。
最近はシガーにもワイン同様、ヴィンテージが明記された特別なラインがだされたり嘗てのキューバの体制が変わる以前のものなども存在します。ワインより一足お先に市場にリリースされるこういったシガーで、私事ですが次男の生まれた’07のトリニダッドのチャーチル・サイズほ一箱。ワインに劣らず中々高価なものですが、長い熟成への眠りへとユミドールへお入れしました。ワインの世界では’07は出来があまり芳しくなかったようで。数年後に出てくる’07のワインの価格が気になりますが、本当に私の息子達が成人するまでワインとシガーのストックが無くならずに留められているかの方が心配です。

              Sommelier R.Imamura