Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ワインの日

先月はお休みを頂いてしまった20日のワインの日ですが、今月も忘れさられたかな?と思っておりましたが。偶然にお越しになられた方には、ラッキーでしょうが出来れば目指してお越しのマダムとムッシュには、改めて感謝の気持ちを。たかだか20%とは言え、されど2割は意外に大きな数字に反映されるかと・・・・。まあ、時間を作ることの方が難しいのは痛いほど。
・Lerchenberg Pinot Gris Les Alouettes’98 Marc Krendenweiss
アルザスですね。マルク・クレンデンヴァイス、一言で淑やかな女性を感じる造り手。
流石、ソムリエさんが選ばれる1本は狙いが定まったボトルで。まず、そこそこ飲み頃のボトルで、価格もなりに妥当。そして、魚介中心のアラカルトのお料理に合わせて絶妙な選択かと。ほのかに甘みを主張するピノ・グリのやや灰色がかった色調が印象的で、熟成によりまた一段とコクを増す綺麗な1本。
偶には赤ばかりではなく、こんなエレガントな白を楽しまれるのみよろしいのでは?
ええと、際物ですが入荷されたワインがございます。一応までですがご紹介させていただき。
まず、ブルゴーニュのポンソさん。アルマーニのスーツと長く伸ばされた髪の毛が印象的な彼の’98アソートメント。と言うことは12本を纏めたグラン・クリュ・シリーズです。来月の特集ですがクロ・ドラ・ロシュをメインにクロ・サン・ドニ、ラトリシエール、グリオット、そして稀少なシャンベルタンを。
珍しいヴィンテージ’74のロマネ・コンティ。補足は必要ないかと。
最後に先日の悲報がございましたが、モンダヴィさんの特別なオーパス・ワンのファースト・ヴィンテージの’79が。偲ぶように飲むワインではないですが、中々見つけ難い1本かと。
気に留めていただければ幸いです。どれもとても高価なものばかりですが・・・・・。

             Sommelier R.Imamura