Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

久しぶりに

久しぶりに華やいだ時間帯が、中盤に。満席時に芸妓さんの登場はやはり皆様にも興味深い出来事のようで。また、ありがたいことに温習会のお誘いまでいただき可能な限り楽しませていただこうかと。強引にお誘いしたムッシュには申し訳無いのですが・・・・・・・。
・Chambolle Musigny Les Feusselottes’96 Christian Confuron
・Echezeaux’90 Bernard Martin Noblet
・Domaine de Chevalier Blanc’89 Graves
久しぶりのドクターは、両手に華の状態でしたがご自身の診療所のナースの貰い手に苦心されておられるようで。ヴィンテージ’77’74のお二人には、どこかしらの妥協点を見出されることを・・・・。
ワイン・漫画の情報から得られるシャンボール・ミュジニのお試しを。リストの中のピンからキリまでのプライスに驚かれながらもこの’96は中々チャーミングながらも凛とした綺麗さを。今回は5名様でのご利用でしたが、やはり中にはブルゴーニュをご理解されないマダムも。二本目のラグランジュ’97はお気に召されたようでしたが。
久しぶりのご家族でのご来店に「大蔵省がいますから」と言う表現通りグラン・クリュを。前回の抜栓時にも思いましたがやはり特級は特別な香りを放つものだなと。’90と言うグレート・ヴィンテージの後押しも否めませんが、何より今回初入荷のベルナール・マルタン・ノブレは中々良い造り手かと。膨らむアロマの中にモカやカカオのニュアンスが、エキゾチックでミックス・フルーツのコンフィが感じられるセクシーなスタイル。ソムリエの資格をお持ちのお寺関係のムッシュには、出来る限りテイスティングを済ませているボトルをお勧めしたいのも現実です。
深夜3:00からのムッシュは、珍しくビジネスのトラブルのお話を。まあ、お若いのに素晴らしい起業家として尊敬する部分が。結果的には5:00くらいまでご一緒したのかな?グラーヴの白も熟成して拡がる菩提樹の香りにしばし時を忘れ。最終はムートンのマールとシガーを燻らせる極上の時間へと突入いたしましたが。ただ、シガーは私だけしかも2本と言うのは失礼いたしました。それでは、温習会の件よろしくお願いいたします。

             Sommelier R.Imamura