Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

偶然の

お盆に突入いたしました、朝からお墓参りに動き出し何となくポワンとしたすごし方をしておりました。中盤からは暇ながらも締りを取り戻さなければ!と集中する時間帯も数時間。
・Chambertin’90 Louis Latour
・Chambolle Musigny Les Feusselottes’89 Cristian Confuron
ご紹介いただいてから、しばしば上手に色々なシュチュエーションでご利用いただきながらも今回はお相手に合わされてか?素晴らしいグラン・クリュを。’90のこのルイ・ラトゥールは西村さんの厳しいセールスに押された感のあった1本でしたが気が付けばゲストにも評価を得られる流石’90でした。結局、最後の1本も本日納品されほぼ私共がいただく形になったのでは?
さて、こちらの方をご紹介いただいたのは久々に日本に戻られてここのところ期待通りのご利用にあるブルゴーニュの彼女。昨夜はどおやら、道すがらすれ違われたようでお互いにご来店時の扉の開け方に、やや消極的な印象が。ブルゴーニュの彼女のほうが後からのご来店でしたので、連れ戻すような形になりましたがこれで何とか格好の付く状況と結果が得られる今宵で。
特にブルゴーニュの彼女とのやりとりは、ややデリカシーに欠ける私のようなソムリエには勉強になる事も含めて個人的には楽しく。今宵選択されたシャンポール・ミュジニのプルミエとお隣のシャンベルタンのグラン・クリュに関して言及すると「そういったものは、飲み飽きたわ」と、まあ小気味良い返答に大人の会話が存在するかと。決して取り違えては頂きたくないのですが冗談でもそれくらいのやりとりが可能な彼女なだけに。
確かに’89は、女性的なシャンボールでもまだまだ、固さを。その分ゆっくり飲まれてはおりましたが、今宵私の飲み込むものが彼女からほとんどいただけなかったのは残念でしたが・・・・・・・。
その分、シャンベルタンは幾らかいただけたのですが。

             Sommelier R.Imamura