13日の火曜日は、前半は今宵もゆっくりとスタートを切りましたが、後半にやっと年末らしさが。深夜0:00ごろまで東京からのお一人のゲストのお相手を。この後くらいからアフターの時間帯になりワインバーは、うまいこと満席の状態が続きバタバタと3:00すぎまでゆっくりとした夜に。今宵は、割り当て制の入手が難しいシャンパーニュが
・Jacques Selosse Blanc de Blancs Brut
コート・デ・ブランのアヴィーズに位置するこのドメーヌはテロワールを重視する造り手で品種のブレンドをしないことに、大きな特徴が。シャンパーニュでは、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3品種が基本的には使用が許可されており比較的ブレンドされることが多く、そうされることによって各メゾンの目指す味わいやキャラクターに仕上げられます。ですが逆に彼、ジャック・セロスは複数のぶどう品種、エリアを混ぜるとその土地の味わいやテロワールが消されてしまうと考え、シャルドネ、ピノ・ノワールを単体で仕上げます。このブラン・ド・ブランもシャルドネ100パーセントの甘く、ミネラリーな酸は丸く厚みがあり、コクのあるどっしりとした香り高い芳醇な1本。開ける度に味わいに違いのあるボトルも今回は安定した印象で、ブリオッシュやハニー、ライラック、マスカルポーネ・チーズなどのアロマが拡がり高貴な印象が。味わいも柔らかい泡にエレガントな酸が、やさしく口の中に拡がり甘くトロリとした白ワインのイメージが。この時期には、素敵なセレクトかと。 ところで、この「つぶやき」がたまに一部の方の波紋を呼んでいるそうです。考え得る限りご迷惑をおかけしないように書かせて頂いておりますが、あまり深い意味は介さないつもりでお書きしております。どなた様もあまり考えすぎになられない様に、お願いいたします。
Sommelier R.Imamura